春日若宮おん祭 お旅所祭(後半)

2017年12月17日撮影
春日若宮おん祭 お旅所祭(後半)

前回ブログでは社伝神楽までをアップしました。
私のイメージとしては神楽までが正式な神事?。その後は芸能の奉納という感じでしょうか。

子供が奉納する東遊、そして細男・猿楽・和舞などが供せられます。
この時間になるとあたりがどんどん暗くなってISOを上げていくのですが画質には厳しくなってきます。
途中、その他の奉納もありましたが位置的に所作が写せなかったので掲載していません。
数々の奉納をご覧ください。

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この後、蘭陵王・納曽利と続きますが、これはまた来年のお楽しみということで。
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春日若宮おん祭 松の下式からお旅所祭(前半まで)

2017年12月17日撮影
春日若宮おん祭 松の下式からお旅所祭(前半まで)

いよいよ17日は本祭です。
撮影はないものの「本殿祭・御留守事・試しの儀」などあり、お渡り式と続いていきます。
同時進行で行われる行事もあって全部を拝見するには数年かけないと見れないですね。

さて、お渡り式と言われる行列が春日大社の一の鳥居に到着すると、その一部の方が影向の松と呼ばれる場所で芸能の一節や所定の舞を演じられます。

猿楽

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田楽

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稚児流鏑馬は松の下から少しお旅所に向かったあたり、3人の稚児が2ヶ所で行います。
今年の稚児さんは勢いが良くて、弓を引き絞ったところでの為がなく、あっさりと矢を放たれたので、なんとか撮影できたのは一人目だけでした。

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他にも「競馬」などもありますが、今回は断念して、お旅所内で神事を拝見。

社伝神楽と呼ばれる春日大社独特の舞。

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春日若宮おん祭 大宿所祭

2017年12月15日撮影
春日若宮おん祭 大宿所祭は、12月17日に行われる遷幸の儀から還幸の儀までの本祭に先立って行われる行事であり、奈良市内の餅飯殿町(もちいどのちょう)で毎年12月15日に執り行われます。
これはその昔、おん祭を差配した大和国の有力な士たちが精進潔斎をして祭礼の前日に大宿所に参集し、お籠りをしたことが起源となっています。

現在ではJR奈良駅前を出発し、三条通を練り歩き、午後2時過ぎに大宿所に到着します。

明治以降途絶えていた「御湯立の式」が復興されています。
湯立巫女が藁で編んだ「サンバイコ」を腰に巻くのが習わしとされ、主に安産祈願など女性に関する祈願ごとに霊験があるそうです。

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御湯立は午後2:00 16:30 18:00の三回行われます。
写真は1回目のシーン

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大きな釜で熱く熱せられたお湯に笹を入れ、大きく振り回すと、あたり一面にしぶきが飛び散り、その場が清められていきます。

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下平田の亥の子

2013年12月15日撮影

亥の子の晩に 餅のつかん家は
箸の家建てて 馬の糞で壁塗って
ここの嫁はん いつもろた
三月三日の 朝もろた
鰯三匹 酒五合
新米藁で祝おてやろ
もひとつおまけに 祝をてやろ

暗くなった集落で、子供の声だけが響いています。
今日は明日香村平田の亥の子の日です。

亥の子は、旧暦の11月亥の日に新米の収穫を祝い行われた行事で、この年に新しくお嫁さんを迎えた家に行き、「ここ嫁はんいつもろた・・・」と、藁で作ったデンボと呼ばれるものを地面に叩きつけながら歌います。

現在は新しくお嫁さんを迎えた家だけでなく、この行事に理解をいただいているお家を回っている感じでした。

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歌を終えると、その家の方からお菓子やお小遣いをいただきます。
昔はその年に収穫したもち米でつくった餡付け餅をいただいたという記録があるのだそうです。

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こういった風習は以前は周辺地域ではどこの集落でもされていたといいますが、明日香村では唯一下平田のみ残される行事だそうです。
近隣では高市郡高取町の森や佐田でも行われています。(記事はこちら)

ここ下平田では戸数が多いため、男子組と女子組に分かれて集落を回ります。
最終的に集会所で集まりますが、集まった時点で、男女混合のみんなで歌ってくれました。

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で、記念撮影!

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このあと子供たちは集会所の中で、いただいたお小遣いやお菓子を均等に分けて解散となるようです。

永照寺下之坊「サル祭り」

12012年12月23日撮影
天理市の無形民俗文化財に指定 されている永照寺下之坊「サル祭り」を拝見しました。
天理市といっても福住町なので市内中心部ではなく、福住インターから10分程の別所という集落です。

早朝から境内に焚火をしながら、細い縄を編んでいかれます。

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子供さんもお手伝いされていましたが、上手く縄を編んでいたのにはちょっとびっくり。

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また、別の所では長老が指導しながら、デンボと呼ばれる太い注連縄を2本作られます。

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出来上がったデンボと御幣。御幣の中にはアズキが入っているそうです。

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長い縄の方はどんどん伸びていきますが、長さは特に決まりはないようです。適当に長く作っているとおっしゃっていました。

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最後はススダケに丸めた縄を通して、デンボにもかけられていた「米のとぎ汁」をかけておられました。
由来をおたずねしたのですが、昔からこうしてるというだけで理由はないとのこと。不思議な感じです。

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御幣・デンボ・ススダケ・長い縄が揃うと、いよいよ出発。
御幣が先頭で、2番目にデンボ、長い縄と続き、「せんだい、まんだい、どーくよ アカメシ食いたい!腹減った~」(と、聞こえましたが前半は意味不明?)と囃子ながら永照寺の反対側の山に登って行きます。

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山に到着しましたが、これといって祠もなにもありません。
でも、山林が少し開けたところに昨年のあとがあり、そこの中心に御幣・ススダケ・デンボが供えられ、その周りにグルグルと縄を何重にも巻いて行きます。

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すべての縄が巻き終わりました。
今年は12.5周ということで、記録は切り上げて13周ということになったそうです。

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周りをよく見ると、木に何か彫ってありましたが、お祭りの年月日と何周出来たかを彫っておくのだそうです。
という事で、今年も同じように彫っておられました。

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《撮影メモ》
お祭りが終わって、集会所で直会が行われます。
良かったら食べて行きよ・・・のお誘いにありがたく頂戴しました。
「腹減った~アカメシ食わせ!」の色御飯です。他のブログさんでは「醤油めし」と表記されているのを見ましたが、今回同席した皆さんは「色飯」とおっしゃっていました。

美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

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