薬師寺花会式(修二会)結願

薬師寺花会式(修二会)結願
2018年3月31日撮影
修二会とは奈良の大寺が国家の繁栄と五穀豊穣、万民豊楽などを祈る春の行事です。修ニ会とある通り、この法要は2月に行われるのですが、薬師寺の場合は旧暦の2月末に行われていた事から、そのまま新暦に直して3月25日から3月31日にかけて行われています。春先に東大寺に修二会お水取りという俗称がついたように薬師寺修二会には十種の造花がご本尊に供えられるところから「花会式」と呼ばれ、「奈良に春を告げる行事」として親しまれています。花会式(修二会)に参篭する僧のことを「練行衆[れんぎょうしゅう]」と言い、最終日の3月31日の夜には「鬼追式[おにおいしき]」が法要の結願[けちがん]を飾ります。(薬師寺ホームページから)

D72_3552のコピー

D72_3573のコピー

D72_3684のコピー

D72_3687のコピー

D72_3755のコピー
スポンサーサイト

喜光寺 雲中供養菩薩像開眼法要

喜光寺 雲中供養菩薩像開眼法要
2018年3月2日撮影

3月2日の行基會大祭の折に雲中供養菩薩像の開眼法要を本堂にて厳修されました。
雲中供養菩薩像とは、飛雲に乗って奏楽・歌舞・散華・合掌などの供養の形を取り、阿彌陀佛を天上より讃嘆される菩薩をいいます。

また法要の後、おぜんざいのおふるまいや講談の御奉納などもありました。
写真は時間列で掲載しています。

D72_2621のコピー

D72_2635のコピー

D72_2814のコピー

D72_2852のコピー

D72_2878のコピー

D72_2916のコピー

D72_2928のコピー

二月堂修二会 社参・暇乞い

2018年2月15日撮影 二月堂修二会 社参・暇乞い(いとまごい)
2月20日から始まった試別火(ころべっか)は言わば本行までの間の準備でもある。
そして今日で準備の準備が終わり、明日からは惣別火(そうべっか)という段階に移る。
そして惣別火に入ると練行衆は戒壇院から一切の外出は許されない。
なので今日25日は社参をし、暇乞いと称して自坊への帰宅が許される最後の日となるのです。

戒壇院にある別火坊から出る練行衆ら

D72_2120のコピー

大仏殿の東側を登ってゆく練行衆

D72_2133のコピー

大仏殿前で一礼

D72_2144のコピー

天皇殿で待つ古老に暇乞いをする練行衆

D72_2154のコピー

D72_2168のコピー

D72_2173のコピー

社参が終わり、開山堂前で再集合の声が出て練行衆らは一時帰宅が許される。

D72_2184のコピー

2017薬師寺花会式

2017年3月下旬撮影 薬師寺の花会式

薬師寺の花会式を正式には「薬師悔過法要」といい旧暦の二月に厳修されることで「修二会」でもあります。
修二会というと「東大寺二月堂のお水送り」が連想されますが、あちらは「十一面観音」に祈るので「十一面観音悔過法要」といい、こちら薬師寺は「薬師如来」に祈るので「薬師悔過法要」といい、どちらも国家の繁栄と五穀豊穣、万民豊楽などを祈る春の行事です。

東大寺同様、堂内の写真撮影は出来ないので点描となりますが、今年は初日に行われる「柴燈大護摩(火渡り式)」も拝見することができました。

D72_6723のコピー

D72_6756のコピー

社参
D72_6860のコピー

D72_6870のコピー

D72_6907のコピー

D72_6936のコピー

稚児行列
D72_6963のコピー

奉納演奏
D72_7028のコピー

P1050678のコピー

結願法要・鬼追い式
P1080931のコピー

P1080961のコピー

P1080966のコピー

東大寺修二会2017

2017年3月撮影
東大寺修二会

東大寺の修二会は「旧暦の二月に修する法要」なのでこの名がついているようです。
正式には「十一面観音悔過法要」と言い、ご本尊の十一面観音菩薩に、懺悔することが本来の法要の意味です。
また「おたいまつ」や「お水取り」とも呼ばれていますが、どれも法要の一部分をとってそのように呼ばれているのでしょう。

本行と呼ばれる14日間の最初が「開白」です。
そしてそれはこの行事・法要の最初の中の一番最初という意味でお考えいただいても良いでしょうね。
まさに演劇で言うなら開演!出演者の緊張が高まります。

正式には練行衆と呼ばれる僧侶が整列して、その時をまっておられます。

D72_5334.jpg

食堂内で和上から受戒を受け(僧侶や童子以外は入れません)、いよいよ二月堂に登ります。

D72_5374.jpg

D72_5379.jpg

D72_5402.jpg

最近は良く知られてもいますが、お松明は14日間の毎日上げられます。
お松明はそもそも練行衆が二月堂に上がる際の道明かりとして照らされていたので、14日間の法要中は上るのですね。
出発地点である参籠宿所横から撮影してみました。

P1080384.jpg

階段には練行衆らが自らの上堂を待ちます。

P1040355.jpg

お松明は正面左側、屋根のある回廊を上がっていきます。
そして二月堂の舞台にその炎を見せるのです。ここが一般的に一番有名なシーンです。

P1040664.jpg

舞台に上がったお松明はそのまま火の粉を散らしながら、南側に走ります。
参拝者を埋め尽くす境内にも歓声と活気が溢れていました。

P1040455.jpg

さらに左右揃って火の粉を撒き散らすと、一斉のどよめきが二月堂を震わせます。

P1050115.jpg

このお松明を担いでおられるのは「童子」と呼ばれる皆さんで、これらの所作も世代交代をしながら受け継がれています。

P1040082.jpg

担ぎ方、廻し方など難しいのでしょうね。
このお松明を振るシーンは舞台に上がって間近で撮影させていただきました。

P1040199.jpg

以前は報道機関などが三脚を構えて長時間露光により光の道が出来た写真を良く見かけましたが、一般参観者は三脚禁止です。唯一認められているのが、二月堂の裏参道に近い第二拝観所と呼ばれる場所です。
ただし、ここからだと二月堂伽藍に大きな杉の木がお堂の正面に立ってしまうので、どうしても中央で切れてしまいます。

D72_5441-conp1のコピー

いよいよクライマックスに近づく12日は「籠松明」といって、普段より少し大きめに作られるそうですが、松明の先端に薄い板がつけられているのが特徴です。

D72_5996.jpg

そして12日の深夜、正確には13日の午前1時頃、二月堂前の井戸からご本尊にお供えする水を汲む行事があります。
この水を汲むという形から「お水取り」とも呼ばれる所以です。

D72_6102.jpg

D72_6175.jpg

そして満行となる14日のお松明は早く法要を終わりたいという気持ちの表れとして、次から次へとお松明が上がり、10本のお松明が二月堂の舞台に並び、一気に火の粉を撒き散らす壮観な場面を目にすることが出来ます。

P1080620.jpg

最初に書きましたが、この法要はお松明がメインではなく、練行衆と呼ばれる僧侶が、本尊の十一面観音菩薩に懺悔し、国家泰平・万民快楽を願う大変ありがたい法要です。
お松明で歓声を上げるだけでなく、堂内で行われている法要にも耳を傾けていただくのも良いですよ。

| NEXT>>