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當麻寺の練供養

2013年5月14日撮影

當麻寺の練供養、正式には「當麻寺聖衆来迎練供養会式」といい、毎年5月14日の中将姫の命日に行われる行事です。
當麻寺には多くの塔頭がありますが、本堂の南側に建つ護念院では行事に先だって、二十五菩薩の面や中将姫の像が拝観出来ます。

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さらに堂内では生身かと目を疑うばかりの中将姫が輿の中にいらっしゃいました。

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練供養は、中将姫が當麻曼陀羅を織り上げた後、29歳で生身のまま極楽浄土へ往生される様相をそのまま現したものとされ、當麻寺本堂である曼陀羅堂から東方にある娑婆堂まで長い架け橋が渡されます。
曼陀羅堂は西方極楽浄土を象徴し、娑婆堂は俗世界を象徴しているそうで、その二つを繋ぐ橋を来迎橋と呼んでいます。
夕刻になり、極楽浄土(曼荼羅堂)の観音、勢至、地蔵菩薩が二十五菩薩とともに来迎橋を下って行かれます。
下る時の観音菩薩は蓮台だけを持っているのがわかるでしょうか。(これが往路になります)

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境内は非常に混雑しており、この位置からは移動出来ませんでしたが、娑婆堂に渡った観音菩薩は蓮台に中将姫を乗せて、来迎橋を渡り、極楽浄土(曼荼羅堂)に戻って来られます。
戻られる時には蓮台に中将姫が乗せられているのがわかるでしょうか。(これが復路になります)

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中将姫を蓮台に乗せて、極楽浄土へと向かう観音菩薩

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観音菩薩につづくのは、勢至菩薩

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そのあと二十五菩薩が夕日に照らされながら、極楽浄土である毘沙門堂(本堂)に向かいます。

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《撮影メモ》
行事は曜日にかかわらず、5月14日に行われます。命日なので変更はありえないですね。
今回アップした画像にはありませんが、お稚児さんの行列もありなかなか楽しい行事でした。
行事が始まる前には、護念院さまで二十五菩薩の面の拝観も出来ますし、練供養についてのご説明もいただけますので、少し前にご到着になり、そういったことろもお楽しみいただくことをお勧めします。
また、そのお話が終わったら参拝者にお面を付けていただくことも出来ました。
ということで、私もお願いしました。(写友さん撮影)

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御厨子観音 花祭り

2013年5月12日撮影

奈良時代の吉備真備(きびのまきび)ゆかりのお寺とされる御厨子観音(妙法寺)で、花祭りが行われました。
一般的に「花祭り」は、釈迦の生誕を祝福する仏教行事とされていて、花で飾った花御堂が作られ、金属製の幼仏像に甘茶をかけられるのが多いようですが、こちらの妙法寺では、稚児行列と十一面観音の法要です。

稚児行列は新緑の山々を背景に、田園風景から集落へと向かいます。

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お稚児さんのお姉さんかな。スマホでの記念写真というのも時代でしょうか。

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汗ばむほどの陽気。空の青がとても綺麗でした。

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境内に戻り、本堂前で散華が撒かれ、読経があります。

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お稚児さんたちには、本堂でひとりづつお加持があり、一願の成就をお祈りされます。

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その後、本法要の中心的行事である「大般若経転読法要」が行われます。
転読法要とはとてつもなく長い経をそのまま読むのではなく、パラパラと風に吹かれるかのように流しながら、心の目で読んでいくのだそうです。

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法要の最後には御供撒きがあります。
御供、つまり餅に番号が書いてあり、その番号で景品があるというので、みなさん盛り上がっていました。

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《撮影メモ》
境内では、参加したお稚児さんや、拝観のお子さんに金魚すくいやスーパーボールすくが無料で振る舞われます。
画像はありませんが、スナップメインならそういったシーンも面白そうです。
また、境内はツツジも満開でした。

蛇穴の汁かけ祭り 蛇作り

2013年5月4日~5日撮影

御所市の蛇穴(サラギ)と呼ばれる地区にある野口神社で行われる「汁かけ祭り」に使用される「蛇作り」のみをピックアップしました。

その他のシーンは別ページでご紹介しております。(下記リンクご参照)
・蛇穴の汁かけ祭り ふれ太鼓から頭屋迎え
・蛇穴の汁かけ祭り 本番

蛇作りは野口神社の境内で祭りの前日(4日)から作り始められます。
まず大量のモチ藁が用意され、そのままでは硬いので木槌で柔らかくされます。

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境内中央では、蛇の頭作りが始まりました。
まず、直径で5センチくらい藁を2束取り、根本どうしを2~30センチくらい重ねて、それぞれ逆方向に束ね、しっかりと結わえられます。

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そして、その中央を起点に、藁を三つ編みにされます。
片方が終わるともう片方も同様です。

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これが、この部分の完成品。これを2つ作られます。
蛇のミミになるそうです。

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神社前の道路では、縄をさらに太くする独特の機械で、3本の縄を1本にし、長く太い藁のロープを作ります。
これを皆さんは、「ホネ」と呼んでおられました。

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出来上がった「ミミ(中央で二つ折りにしたもの)」と「ホネ」、と呼ばれるものを重ねて、しっかりとグラつかないように針金でくくり、そしてまたそれを藁で包み込むような感じにし、「ミミ」と呼ばれる部分を左右に出しておきます。

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そして、周りを藁のロープでしっかりと、きっちりと巻いて固めていきます。

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しっかりと縄で巻き、固定された頭の顔面部分をきれいに切りそろえて、竹の節で作った「目」と、真っ赤な紙で作った「舌」を取り付けて、一旦、終了されます。

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これで1日目の部分は完了し、頭屋さん宅に運ばれました。

翌日、つまりお祭り本番の午前中に、昨日作った蛇の頭部分を頭屋さんから引き取る行事の一環として、頭屋迎えが行われます。
写真は頭屋さん宅から、蛇の頭部分を神社に持って帰る一行です。

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持ち帰った蛇の頭は境内に作られた櫓に吊るし、ホネに藁を巻き込みながら、蛇の胴体部分を作られます。

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三つ編みのような巻き方をしながら、藁を追加して、どんどん大きく太くなっていき、少しづつ上に引き上げられながら、どんどん長くなります。

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途中では、「まわせ!まわせ!」の掛け声とともに、若い衆がぐるぐる回転します。

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地元の方に聞いても、その起源やそれをする理由が良くわかりませんでしたが、ぐるぐる回る若者達に、藁がかけられ、水をまかれています。

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これで2日間にわたる蛇作りは終了です。
今年はちょっと長くなって、13メートルだったそうです。

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《撮影メモ》
また境内では、汁かけに使用される「杉の葉を束ねたもの」が作られていました。

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蛇穴の汁かけ祭り ふれ太鼓から頭屋迎え

2013年5月5日撮影

御所市に蛇穴と呼ばれる地域で「汁かけ祭り」という変わった行事があります。
基本的には蛇祭りで他の地域でも見ることが出来る、「藁で作った蛇で集落内を巡航される行事」で、農事に関わるものだろうと考えられているようです。

前記事では、「蛇穴の汁かけ祭り 本番」と題してブログをアップいたしましたので、祭り本番にご興味がありましたら、そちらをご覧ください。*蛇穴の汁かけ祭りへのリンク

このページは行事当日の早朝から行われる内容となっています。
今回の行事撮影は長時間となりましたので、3部に分けて公開とし、このページは2部目の当日の早朝場面です。

さて、この行事の中心的な部分は、午後から行われる藁で作った蛇の引き回しですが、当日の早朝、それも日が昇る前にもこの行事の大切な習わしのひとつ、「ふれ太鼓」が行われます。

5日の早朝、いや未明の方が正しいのかもしれません。
ふれ太鼓とは、「行事の開始を告げるもの」であろうと推測しますが、頭屋さんが属する班の代表3名が、頭屋さんに置いてある太鼓を、集落内の隅々まで打ち鳴らしながら回るというものです。

撮影前までは、太鼓を担いで・・・と思っていましたが、実際は軽トラックに積み込んで、集落内をまわり始められました。
この写真の撮影時刻は午前4時半頃ですが、開始されたのはもっと早い時間でした。(暗すぎて写真にならない)

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軽トラックでは、ちょっと残念かなと思っておりましたら、「この車で回るのは大きい道だけ。あとは歩きますよ」ということで、このあと本当に狭い狭い路地裏のような道まで入って太鼓が打ち鳴らされました。

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ふれ太鼓が終わるころ、東から太陽が昇ってきました。

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午前6時頃
こんな早い時間にもかかわらず、役員さんやお手伝いの女性たちが次々と集会所に集まって来られました。

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集会所の中では裏方の奥様方が、昨日に作った料理に火を入れて味の調整をしたり、お昼に出すためのおにぎりをたくさん準備されていました。

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おにぎりは、4升炊きの大きな炊飯器で11回分炊くのだそうで、スゴイ量のおにぎりでした。

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さて、行事の方は決められた時間に「頭屋迎え」というのがあります。
これは、その年の頭屋さんが役員さんに対して、「預かっている藁で前日作った蛇の頭部分と、木造の蛇のご神体を迎えに来て欲しい」という儀式が行われます。
手前の中央が、頭屋さん、正面の中央が区長さんです。

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そして一同は、区長さんを先頭に頭屋へと向かいます。

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頭屋宅から蛇の頭部分とご神体を担いで神社に戻り、木造のご神体は本殿前に安置され、蛇の頭部分は境内に設けられた櫓に頭から吊られ、蛇の胴体部分作りへとつながっていきます。

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蛇を作るシーンは、別の第3部目として新たなページで公開いたします。

《撮影メモ》
「蛇穴の汁かけ祭り」については、これまでにも何度か撮影させていただきましたが、こんなに長時間、つまり準備段階も含めて一連の撮影をさせていただいたのは初めてです。
撮影前は長時間撮影について、そんなものを撮影して面白いかなぁと考えておりましたが、いざ撮影するとこれがまた面白い!面白い!」と言ってしまうにはちょっと抵抗がありますが、実に興味深く拝見できました。
蛇を作られる男性主体の部分はもちろんですが、奥様方の裏方仕事も祭りの重要な一部分だなぁとつくづく考えさせられました。女性の写っているシーンははっきり識別出来ないような写真をセレクトしましたが、本当はもっといい表情の写真がたくさん撮れました。やさしく接していただいた皆さんに感謝です。

おまけ画像は、木造のご神体です。カラーでは趣がないのでモノクロにしてみました。

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蛇穴の汁かけ祭り 本番

2013年5月5日撮影

奈良県内には藁で作った蛇(ジャ)を集落内で引き回す行事があります。
田原本町の「鍵の蛇巻き」や「今里の蛇巻き」、橿原では「シャカシャカ祭り」と呼ばれていて、起源などは専門家におまかせするが、子どもが参加していることに共通点があります。

今回は御所市の蛇穴(サラギ)で行われる「汁かけ祭り」を拝見しました。
しかしながら、このお祭りは準備段階から興味深いものがあり、2日間にわたる撮影となりましたので、3部に分けてアップすることにいたします。

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野口神社境内には大きな鍋に入ったワカメの味噌汁が用意され、神饌の重要な一部として拝殿に供されます。

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前日と当日の午前中までかかって、麦ワラで作り上げた長さ13メートルもの蛇に区長さんがお酒を飲ませます。
ちょろっと湿る程度かと思っていたら、なんと1升ビン丸ごと1本でした。

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汁かけの名前の由来でもある「汁かけ」です。
宮司さんが先ほどのワカメの味噌汁に、杉の葉を束ねたものを突っ込んで、天高く勢いをつけて周囲に味噌汁をまき散らします。蛇にかけるのが本来の目的のような気もしますが、もちろんカメラ側にも飛んできます。

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ワカメの味噌汁が地元の方や参拝者に振る舞われます。
その他にもおにぎりなども振る舞われていましたが、料理を準備される裏方の女性たちも大変なようです。

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いよいよ、野口神社から蛇が出発。
集落は神社の右手なのですが、まず蛇の頭を左に向けます。
これは、蛇の頭は絶対に北を向いてはいけないという昔からの言い伝えがあるそうです。
だから、一旦南側に頭を向けた蛇は、バックして集落に向かって行きます。

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行列の先頭は、青年団の団長さん
つづいて、青年団の太鼓が続きます。

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そして、蛇がそのうしろで引かれて来ました。

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先頭の青年団は集落の各家を周り、玄関内で太鼓を打ち鳴らします。
昔は土足で家の中まで入りこんだともおっしゃってました。

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家の前では、蛇を大きく上げ下げされます。
観光案内のパンフレットに良くあるシーンですが、ものすごい軒数があるので大変ですね。

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神社に戻ってきた蛇は拝殿横の「蛇塚」と言うところに納められます。
この塚はその昔井戸があり、蛇を入れたのち、埋めて塚となったとも聞きました。

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本来のお祭りは以上で終わりですが、このあと頭屋渡しが行われます。
頭屋さんは、全12組を2組づつの6班にとし、その班で頭屋さんが決められます。
一年交代で、このお祭りの終了を以て新しい頭屋さんになるそうです。

頭屋渡しに出発する一行は区長さんや宮司さんを先頭に、ご神体である龍を頭の上に掲げた方が続きます。

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新しい頭屋さんのお宅では、床の間に持ち回りの掛け軸の前にご神体が安置され、頭屋渡しの祭典があります。

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最後は区長さんの祝い唄で頭屋渡しが無事に終わりました。

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最後の最後に、神社の境内で「御供撒き」が行われました。高い櫓なので撒く方が写っていませんね。

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《撮影メモ》
2日間にわたる撮影でしたが、祭り本番よりも準備されてシーンが楽しくて、興味深くて・・という感じでした。

おまけ画像は、レンゲの花咲く田んぼからの写真を一枚

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久米寺 二十五菩薩練供養

2013年5月3日撮影

橿原神宮前駅に程近い久米寺で二十五菩薩練供養を拝見しました。
本堂から護国道場まで約100mの掛け橋が架けられますが、これは現世(娑婆)と浄土をつなぐ来迎橋を表していて、練供養はこの橋を二十五菩薩が渡っていきます。
これは、西方極楽から阿弥陀仏が二十五菩薩を従えて迎えにくること様子だそうです。

練供養の順番は、檀信徒・仙人講・詠歌隊・僧侶、住職、稚児行列と続きます。

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途中、僧侶の読経がありその際に散華が撒かれ、参詣者らは高く手を伸ばしてそれを求めます。

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続いて薬師如来像を掲げる観世音菩薩を先頭に、二十五菩薩が長い橋を練り歩き、本堂へと渡って行かれます。
二十五菩薩とは、観世音・勢至・薬王・薬上・普賢・法自在・獅子吼・阿弥陀・虚空蔵・徳蔵・宝蔵・金光蔵・金剛蔵・光明王・山海慧・華厳王・衆宝王・月光王・日照王・三味王・定自在王・大自在王・自衆王・大威徳王・無辺身の諸菩薩を指すそうです。(橿原市HPより)

先頭の観世音菩薩は、薬師如来像を両手で持ち、左右に大きく振りながら進んで行かれます。

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練供養の終わりには御供撒きが行われます。
練供養で、御供撒きというのは少し違和感がありますが、この行事は、「久米レンゾ」とも呼ばれる会式で、奈良盆地の農村地域では、春の一日を農休みの日と決め、村で楽しむ風習があったそうで、私見ながらその名残ではないかと思っています。

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《撮影メモ》
久米寺の境内ではツツジが満開でした。
法要のない静かな時に一度ゆっくりと訪ねたいいいお寺さんです。

葛木御歳神社 御田祭り(お田植え神事)

2013年5月3日撮影

御所市の葛木御歳神社の御田祭りを拝見しました。
この神社の御祭神は神社の名前でもある「御歳神・みとしのかみ」で、古くから稲の神様・五穀豊穣の神様として尊崇されているそうです。
御田祭りは平成21年から70年ほど途絶えていたお田植え神事を復活させ、今年で5年目となる行事です。

まず拝殿で祭典があり、悪しき風雨や害虫からお守りくださいと奏上されていました。

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境内では、斎竹をめぐらした境内の場所を田に見立て、牛の面をかぶった牛役と田男が田起こしの真似事が行われました。

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最後は杉葉におふだを巻いて水引を結んだ護符を、苗に見立てて参列者が田植えを行われます。

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《撮影メモ》
復興されて5年目ということでまだまだ知名度がありませんが、その分素朴で心あたたまるいい神事でした。
特に牛役の方は今年が初めてと言うことでしたが、途中で「も~、も~」鳴いていただくし、田男さんとの目配せなど、なかなかお上手でした。
宮司さんによれば、先日毎日放送のテレビ取材があり、御田祭りの所以と御歳神にまつわる故事などの話が収録され、5月9日14:55の「ちちんぷいぷい」にご出演になるそうです。

今回は意匠的にも美しかったので、つい戴いてしまった「護符」です。

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吐山 下部神社・恵比須神社の春祭り(御渡り・田植え祭・御田子)

2013年4月29日 撮影

奈良市の東部、吐山の下部神社・恵比須神社の春祭りを拝見しました。
この行事は単に御田植神事のみでなく、いろんな行事が積み重なってなかなか興味深いものです。
説明的な部分は昨年のアップ分をご参照ください。

下部神社で出発前にお祓いを受けるみなさん

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鳥居をくぐって一行は、小学校を時計の反対方向に回り込んで、国道をとおり、南側の水路から神社に戻ります。
その後、逆方向に同じ道をまわって、小学校と集会所の間を抜けて、下部神社に戻られます。

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下部では御田植神事が始まり、御田植の唄が唄われます。

♪伊勢の山の御田打つ男
♪しがらみの笠着て 植えようじょ 植えようじょ

(式士が前進して、鍬などで田を耕す動作)
(御田子と呼ばれる小さな子供さんが、苗を投げ込みます)

これらを3回行い、御田植が終了します。

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同じ所作を、今度は恵比須神社で行います。

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赤い服を着た子供さんにより、的打ちが行われます。
5メートル程度離して、竹を3本立てて、それぞれに杉板をはめていきます。
これも同じ動作を3回繰り返して、合計9本の矢が放たれました。

お見事!のワンシーン

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その後、恵比須神社で式典があり、御供撒きで終了です。
しかし、県内のあちらこちらで御供撒きがありますが、奈良市の東部山間の餅の量はスゴイですね。

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大安寺 正御影供

2013年4月21日撮影

南都七大寺のひとつである大安寺では、毎年旧暦三月二十一日の弘法大師の御入定日に、大師の御影を祀って供養する法会が正御影供(しょうみえく)であり、今日では新暦の四月二十一日に営まれました。
大師の御影に供物を供え、午後一時から勤行式、続いて柴灯大護摩の修法が行われ、本堂を一回りするように、四国八十八ヵ所とインド八聖地のお砂踏みの行事が行われます。
正御影供は会国の弘法大師ゆかりの寺院で営まれていますが、ことのほか大安寺の正御影供は意味があり、荘厳に営まれると大安寺のHPにありました。(一部引用)

今回は画像の点数が多いので、順を追って掲載し、個々のコメントは割愛させていただきました。

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《撮影メモ》
正御影供の見どころはやはり護摩が焚かれ、火渡りのシーンでしょうか。
今回は私も平群の千光寺につづいて、2回目の火渡り挑戦でしたが、大安寺のは熱い!
もっと火が弱いと思ってましたが、意外と木の間から上がってくる炎もありましたね。
機会があればぜひ挑戦してください。

大和高田 天神社 春祭(御田植祭)

2013年4月17日撮影

大和高田市といえば商業の街として知られていますが、ここにも御田植祭が行われていました。
神社の名は天神社で、JR高田駅の東側ロータリーのすぐ先にあって、まわりはマンションが立ち並び、田畑は一切見当たりません。いつもは前を通り過ぎるだけで、今回初めて参拝させていただく神社でしたが、奥行きが広くてなかなか立派な神社でした。

天神社の天神宮縁起書(てんじんぐうえんぎしょ)によれば、第十代崇神(すじん)天皇の御代の御鎮座で、現存する御本殿の最も古いの棟札は貞応元年(1222年)のものだそうです。また、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)・神皇産霊神(かみむすびのかみ)・津速産霊神(つはやむすびのかみ)をお祀りされているそうです。

御田植の所作については、あまり大きな特徴はありません。

まずは拝殿内で祝詞奏上などが行われます。

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畔切りは無く、まず最初に鍬による田起こしが行われます。
ちょっと風変わりな帽子が印象的ですね。

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そして、牛さんの登場
宮司さんが綱を取り、田主が唐鋤やマンガを行います。

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最後は役員の皆さんで田植えが行われます。
ここの苗は松葉でした。

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《撮影メモ》
あまり特徴のない御田植祭ではありますが、郡部や山間でもないこんな街の中で伝統的な農耕行事が残されていることは素晴らしいことですね。
おまけ画像は境内の絵馬堂内部です。
書いてある文字はなかなか読めませんが、立派な絵馬がたくさん奉納されていて、古くから厚く信仰されてることが良くわかります。

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