川西町 下永のキョウの蛇作り(本番前日)

2014年5月31日撮影

明日6月1日(6月の第一日曜日)は川西町で「下永のキョウ」と呼ばれる野神祭が行われます。
今日はその前日にあたり、蛇を作られるというので拝見してきました。
なお、本来6月の行事ですので、暦では5月ですが6月の行事のカゴテリーなっております。

「下永のキョウ」と呼ばれる野神祭は、西城(にしんじょう)と東城(ひがしんじょう)という二つの地区で行われます。
二つの地区ではそれぞれ、西城ではオスの蛇、東城ではメスの蛇が作られます。

まずは西城の蛇作りから拝見

荒縄を二重にし、そこに麦藁をかけていきます。

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かけ終わったら足と呼ばれる部分を綺麗にそろえておきます。

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用意した4.5メートルの竹に3回ほど巻き付け、頭を付けます。
頭には陶器の皿の裏側に黒丸をつけたものを目に見立て、落ちないように針金で固定されました。

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これで西城のオスの蛇は完成です。

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集会所の中ではミニチュアの農具が作られています。
薄い木の板をうまく利用して、クワ、三本クワ、スキの三種類が作られ、今年は3人の子供が参加するので、3組用意されるのだそうです。

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次は東城の蛇作りを拝見

子供たちがコモ草と呼ばれる草を洗って乾かしています。
この草は近くにはなく、天理市の前栽の用水路まで大人が取りに行くんだそうです。

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東城の蛇は頭から作っていきます。
軽く束ねた麦わらをくるっと丸めて、頭の部分を作ります。

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その頭に続けて、胴体の部分をひもで縛っていき、全体を整えます。

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竹で作られたカゴに麦わらを敷いて、しっぽのところから蜷局をまくように、メスの蛇を入れていきます。

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こちらの目も陶器のお皿を利用されていましたが、西城と違うのは、皿の受け側に名前が書いてあるところで、この名前は祭りに参加する子供の名前です。
今年は4人の名前がありましたが、15歳になる子供さんが3人
その中で、一番早く生まれた子供が、「親」と呼ばれるそうです。

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目に見立てたお皿を頭の部分にはめ込みます。
東城の方は、蛇はカゴに乗っているので針金で固定していませんでした。

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竹かごにセンダンの葉をかけて、メスの蛇を隠します。

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これで完成です。

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集会所の中では、子供さんがミニチュアの農具を作っていました。
こちら東城では6種類くらいあり、クワや三本クワ、鎌、スキ、などいろいろで、かつ個数もたくさん作ります。
作る数は特に決まりはなく、たくさん作って当日みなさんに持って帰っていただくのだそうです。

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傍らでは、子供たちが洗って乾かしてあったコモ草を5~6本まとめて、中に紙でハッタイ粉を包んだものを入れていきます。
本来は紙ではなく、オノ葉というシソの葉に似た葉っぱを使うのだそうですが今年は上手く手に入らなかったそうです。

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これで西城、東城の前日の準備は完了で、明日は奥さん方がこのお祭り特有の膳が用意されます。
これもまた面白いので楽しみな一日になりそうです。
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明日香村の夕景

2014年5月31日撮影

カメラマンなら誰しも一度は訪れる明日香村細川からの夕景です。
以前のポイントからはいろんな問題があって入れませんが、ここはその地点から少し上のあたりです。

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P1040491のコピー

《撮影メモ》
今日も10名ほどの方がおられました。
黄砂のせいなのか、ただ霞んでいるだけなのかの判断がつきませんが、今日は太陽が山に沈むことなく、霞の中に消えていきました。
使用機材 Panasonic DMC-LX5

御船の滝

2014年5月16日撮影

川上村井光の御船の滝は2段になって流れ落ちる、高さ約50メートルの滝です。
滝の両側にはシャクナゲが咲くのですが、さすがに寒い場所なので平地よりもかなり遅い開花です。
ただ、水の流れと少し離れているのでどう切り取るのかが作品になるかどうかですね。

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《撮影メモ》
使用機材は Lumix LX5+PLフィルターです。
水の流れを強調するためと、岩の反射を少し軽減したくてフィルターを使用しました。

當麻寺 練供養

2014年5月14日撮影

5月14日は中将姫の命日として葛城市の當麻寺で練供養が行われました。
正式には「聖衆来迎練供養会式」といい、中将姫を極楽浄土に導かれる様子を再現したものと言われています。

中将姫は、奈良時代の右大臣藤原豊成公の娘で、幼くして母を失い、継母に育てられました。
しかし、継母から嫌われ、ついにはひばり山に捨てられてしまいます。
その後、姫の願いにより当麻寺に入り、称讃浄土経の一千巻の写経を達成し、十七歳で中将法如として仏門に入り曼荼羅決意し、百駄の蓮茎を集めて蓮糸を繰り、これを井戸に浸したところ糸は五色に染まりました。
そしてその蓮糸を、一夜にして一丈五尺(約4m四方)もの蓮糸曼荼羅を織り上げました。
姫が二十九歳の春、雲間から一丈の光明とともに、阿弥陀如来を始めとする二十五菩薩が来迎され、姫は、西方極楽浄土へ向かわれたと伝えられています。(寺内の説明版から一部引用)

行事が始まると輿に乗せられた中将姫が娑婆堂に移されます。
輿には幕があり、移されるこの場面では中将姫を拝することは出来ませんでしたが、塔頭の護念院で行事の始まる前であれば拝することができます。昨年は護念院で拝見させていただきましたが、まるで生きておられるかのような美しさです。

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お稚児さんの行列が続きます。
ご家族の方でもいらっしゃるのかな、笑顔で大きく手を振っていました。

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二十五菩薩が本堂(曼荼羅堂)を出て、来迎橋を中将姫のいる娑婆堂に向かいます。
*今回の撮影場所だと、付き人が菩薩に扮する方の右側を歩かれるので、まったく見えないですね。

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最後は観音菩薩と勢至菩薩、地蔵菩薩が最後に現れます。
金蓮台と呼ばれるものを持つのは観音菩薩。
左右に大きく振りながら、一歩づつ進んで行かれます。

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娑婆堂に到着、左右には二十五菩薩が並んでいます。

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娑婆堂に到着した観音菩薩(左)は金蓮台に中将姫を遷し、勢至菩薩(右)は光り輝くその両手で中将姫を優しく撫でます。

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娑婆堂を極楽に向けて出発
観音菩薩の手には金蓮台に乗せられた中将姫がおられます。
*迎えのシーンの金蓮台と見比べてみてください。

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そして、娑婆堂からまっすぐに伸びる来迎橋を本堂(曼荼羅堂)に向けて進んでいきます。
*夕方のこの時間帯、通常ならば逆光となり光輝く西方浄土に向かいクライマックスですが、本日は少し曇りがちだったので、逆光にはならず、よって通常の撮影としては良かったのかもしれません。

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観音菩薩、勢至菩薩、地蔵菩薩の後には二十五菩薩が続きます。
*これも通常なら逆光で露出が非常にデリケートな場面です。

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【撮影メモ】
平日にもかかわらず大勢のご参詣者がおられました。
今回は脚立もなかったので腕を目いっぱい伸ばしての撮影でした。
よってISO800ぐらいで何とかシャッタースピードを確保したいと考えましたが、やっぱり少々のぶれがありますね。
場面によってはSSが1/60くらいまで落ち込むと、菩薩の動きもなかなか止まってくれません。
天候にもよりますが、次回はもう少し高感度で挑戦します。

御厨子観音 花祭り

2014年5月11日撮影

今年も橿原市にある御厨子観音(妙法寺)の花祭りを拝見しました。
仕事帰りだったのでコンデジでの撮影となりましたが、やっぱり光線が強すぎてなかなか思うような露出がかけられないし、ズームの切り取りも中途半端でしたね。
行事の写真は以前の撮影分をご覧ください。今年分よりちょっとマシですので。(リンクはこちら)

今回はスナップメインです。
お稚児さんはかわいいですね。
奈良ナビの収録だとかで、NHKさんもいらっしゃってました。

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暑くてもみんな元気!

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稚児行列の定番カットながら、ズームが足りない!!!」

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行列のあと境内で法要があり、その後、本堂で大般若経の転読法要となります。

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最後は定番に御供撒きにて終了。

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《撮影メモ》
稚児行列は午後1時からの斎行ですが、12時頃から稚児行列に参加されるお子さんらが着替えをされます。
着替えのシーンはさすがにアップできませんが、着替えた後、行列が始まる少しの間のスナップもいいかもですね。

長谷寺の牡丹

2014年5月6日撮影

長谷寺の牡丹を拝見しました。
相変わらずきれいですが午後からだからなのか少し元気がなかった感じでした。

まずは有名な定番撮影地 本坊前から本堂を望む場所。
ここは鉢植えがたくさんあるので、きれいに咲いているのを見つけるのが勝負ですね。

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長い回廊と牡丹の花 参道の途中から山門に向けて撮影しました。

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同じく回廊の途中で撮影しました。
長谷寺のイメージを残したいので回廊に吊り下がる灯篭を入れてみましたが。

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本坊の前にはヤマブキもきれいに咲いていました。
もう数日早ければもっと良かったかも知れませんね。

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《撮影メモ》
牡丹は全体的には満開状態でしたが、花びらが開きすぎているのか花芯が見えないものが多かった気がします。
ヤマブキも含めてもう少し早く行くか、午前中に行くのがいいかもしれましんね。

春日大社の藤

2014年5月1日撮影 春日大社の藤

県内の桜が終わると同時に各地から初夏の花の便りが届いてきました。
室生寺や岡寺のシャクナゲ、船宿寺をはじめとするサツキなど楽しみが増えましたね。
今日は砂ずりの藤で知られる春日大社の藤を拝見。
花付きはまずまず。
今年はちょっと短い気もしますが先の方はまだ開花してないので、もう少し期待かな。
特別参拝ゾーンにある多賀神社の藤は今が見ごろ。外の回廊からも楽しめますが、写真撮るなら中からですね。

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