櫛玉比女命神社 戸立祭(宵宮)

2014年10月31日撮影

国中では珍しい勇壮なだんじり祭りとして知られる戸立(とたて)祭。
家の戸を閉め(戸を立て/閉て)て家族総出で祭りに参加したことに由来する名前とも云われています。
弁財天、南、的場,萱野の4大字から、それぞれだんじりが繰り出され、日中の曳行も終わり、夕やみ迫る頃になると神社前に集結。いよいよ宮入、お祭りが最高潮を迎えます。

今回のブログでは宵宮のクライマックスである宮入シーンから数点アップしました。
4大字が順に宮入しますが、印象的なカットだけですので、時間は前後しています。

神社入り口(鳥居)で伊勢音頭を唄った後、境内の拝殿に向かって突進していきます。

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拝殿前で急ブレーキをかけて、スパッとだんじりを止める。
ここがひとつの見せ場ですね。

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拝殿に到着すると若い衆が伊勢音頭を熱唱!
入れ替わり立ち代わり、結構長い時間唄っていました。

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その後、勢い余って拝殿内になだれ込み、巫女さんから鈴のお祓いを受けます。

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それらが終わると、各だんじりは所定の場所に移され、祝杯を上げながら、胴上げです。

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今井町・兵部町の秋祭り

2014年10月25日撮影

中世から続く今井町春日神社の秋の大祭が今年も10月25日・26日に行われ、2台のだんじりが若者たちの手によって町内を曳行されました。
だんじりの曳行は日中もあるのですが、今回は夜の時間帯だけ拝見しました。
特別な神事はないので、曳行されるシーンを3点ほどアップしておきます。

今井町はご承知のとおり広くない道路なので、かなり慎重に進めなければぶつかってしまいそうです。

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辻ではやり回しのごとく、皆で掛け声をあわせて、一気に方向転換をします。

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今井町は格子戸が印象的ですね。

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倭文神社の蛇祭り

2014年10月12日撮影

倭文と書いて「しずり」と読む神社で、奈良市西九条町の秋祭りです。
近くには大型ショッピングセンターもある住宅街ですが、こういった地域にも古くから守り継がれている行事がありました。

こちらの行事には他の地域と異なった内容で、その一つは御供(献饌)の形でしょう。
御供は「おさもち」と呼ばれる、5センチくらいに切った餅を、五色の御幣の台にさし、里芋を切って顔を書き、根を人の頭髪に見立てた「ハナゴク」と呼ばれるものを宵宮に作られます。
人の顔にすることには理由があり、人身御供の替わりだとされていますが、「大和の年中行事」(大和タイムス社刊)にも正確な理由の記載は見当たりませんでした。

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庫裏のお供え物の祭壇の前で宮司(春日大社)による祝詞奏上、御幣でお祓いなどが終わると、お渡り行われます。
先頭は稲穂と酒樽を天秤棒で担ぐ方、宮司や役員、そして「ハナゴク」を持つ世話方らが続きます。

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列の最後には、蛇に見立てた松明を担ぐ8人がおられ、理由は良くわかりませんが一人だけ松明に馬乗りしておられるようでした。
(しかし、理由が定かではありませんが、松明を担ぐ人たちは、御供を持った行列と途中で離れて行かれます。)

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お渡りは町内を巡航しながら、「時風神社」にお参りし、「ハナゴク」を2個お供えされます。

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その後、本殿近くの「蛇塚神社」にお参りし、同じく「ハナゴク」を2個お供えされました。

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お渡りの最後は本殿に戻って、割拝殿に準備していたツクリモノの盃や花などを手渡しでお供えされて行きます。
一般的にはこのお供えの所作は無言で静かにされることが多いですが、こちらでは「よいしょ」などの掛け声をかけながら、賑やかに行われるのが印象的でした。

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お供えの後には、宮司の祝詞奏上や玉串奉天などが行われましたが、その後、境内において相撲の奉納神事があります。この相撲神事の最初には、幼稚園児くらいの子供や小学生くらいの子供が世話方さんに背中を押されながら、勝敗が決まる前に終了させますが、泣き相撲の感じではないようです。

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最後の方には、大学生くらいの若者が呼び出され、「矢ズモウ」と呼ばれる取組みが行われます。
動画であればわかりやすいですが、両者、刀のまわりをぐるっと回ったあと、その中心に置かれた扇に向かって、手で小さな矢を投げつけます。早く、突き刺さった方が勝ちとなりますが、今回の2番勝負では1勝1敗の引き分けでした。

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と、ここまで順調に撮影をしていたのですが、ふと「あの松明」の行方を見たところ、すでに焼かれたあとでした。
拝殿でのお参りの途中にすでに境内近くで火を点けられたようで、同時に拝見するのは難しいようです。

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《撮影メモ》
この蛇祭りは、なかなか解読が難しい行事でした。
①だんじりも町内を巡航されていますが、この蛇祭りとの関連性もわからないし、巡航されるコースも違いました。
②記事本文にも書きましたが、蛇祭りの松明が行事の最中に燃やされてしまうし、これもコースが違う。
など、色んな行事がいつの日にか、合体したのかも知れないのかなぁと思わせる行事でした。