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奈良豆比古神社 弓始

奈良豆比古神社 弓始
2017年1月22日撮影

県内各地で行われている「弓打ち神事」
地域によってその呼び名が変わり、「ケイチン」「ケチン」など様々な名称があり、また弓を四方に打つ、的を作って打つなど、少しずつその所作に違いがあるようですが、概ね悪魔祓いの神事であり、天下泰平・人民安穏・五穀豊穣などを祈願されているようです。

今回は奈良市の奈良豆比古神社の「弓始」を拝見しました。

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平尾水分神社のオンダ(宇陀)

平尾水分神社のオンダ
2017年1月18日撮影

平尾のオンダは、宇陀市の平尾にある水分神社の御田植神事です。
行事としては宮司に続いて大当、小当らが瑞垣内に入り、祝詞奏上や玉串奉奠が行われますが、本殿が少し高い位置にあるので、その所作などは拝見できないですね。(写真もありません)

祭典は本殿前に仮設された舞台に太夫役の大当、小当、ショトメ(初乙女)らが上がります。
ショトメは本来小学生の男子と決められているそうですが、少子化の影響で女子や成人男性が代行されることもあるそうです。

大当が正面の神前に礼拝して「当年のしかんを申せば平成29年・・・・」と言えば、参拝者(氏子ら)が「ここちょうし」と合いの手がはいります。以降、鍬初之事、掛初之事、苗代角内之事、苗代しめる事、水入る事、水戸祭の事、福の種を蒔事、一番干の間に荢つむぐ事、二番干の間に春田打事、三番干の間にくだまき鳥追事、苗取之事、と続いていきます。

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演目が御田植之事になると、舞台の後ろで控えていたショトメさんの出番となり鍬を担いだ太当を先頭に舞台を回ります。

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この御田植之事の終わりには小当さんが特徴的な「若宮さん」を抱いてケンズイ持ちとともに舞台に上がります。
「若宮さん」は能面をつけた体長50センチメートルほどの人形で、若宮さんに括り付けられた紙縒りを、体の不調な部分にこすり付けると快復するという伝承があります。

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祭典はその後、追苗取之事があり終了されました。
参拝者らには甘酒も振舞われ、冷えた体を温めてくれます。

吉祥草寺 左義長(茅原のトンド)

2017年1月14日撮影
吉祥草寺 左義長(茅原のトンド)

奈良県内の多くの地域で見られるとんどですが、やはり規模的に大きく迫力があるのは吉祥草寺の左義長(茅原のトンド)でしょうね。こちらは国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択され、奈良県指定無形民俗文化財にも指定されていて、小正月の日に修験道で有名な吉祥草寺の境内で行われます。

点火されるのは玉手地区の西村家と決まっていて、山伏の後方におられる方です。
また点火は雄松明(写真手前)から行われ、かならずその年の恵方から行われます。

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大松明の炎が境内にいる大勢の参拝者を赤く染めています。

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今日はとても風が強かったので燃えるスピードも速かった気がしますね。
竹がバンバンとハレ、スゴイ勢いで燃えていました。

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ある程度炎が落ち着くと、二つの松明の間を抜けられるのですが、前述のとおり風が強いのでちょっと駆け足になってます。

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御所市今住のとんど

御所市今住のとんど
2017年1月14日撮影

今回のメイン撮影地がこちらの今住区のとんど
とんどの形が吉祥草寺の左義長同様に朝顔型に作られていて、なかなか立派なとんどです。

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今住でも他の地区と同様に村の神社に種火をいただれますが、こちらの神社は国見神社という国見山の山頂付近にある神社。
あたりの街灯も少なく、ほぼ真っ暗な神社です。
ようやくピントのあった画像だけアップします。

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本殿前で祝詞を奏上。高感度撮影なので少し明るめに写ってしまいましたが、ほぼ真っ暗な状態です。

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持参した提灯に種火をいただき、暗い山道を降りて行きます。

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とんど場に到着。提灯で持参された種火でとんどに火を移されました。

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折からの強風で一気に燃え上がります。
撮影者を待ってくれないスピードで燃えてしまいました。

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ようやく大方の部分が焼けると、とんどを固定していた松の杭が見えてきました。
第二のクライマックスがこちら!
この焼けた松の杭を手で抜くのだそうです。
自警団の若者がしっかりと濡らした防護服を逆手に着て、杭に飛びかかり、勢いよく抜いて行かれました。

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抜いた杭はその年に、婚礼、出産や新築などの祝い事があった家に持ち込まれるのだそうです。

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御所市戸毛のとんど

御所市戸毛のとんど
2017年1月14日撮影

1月14日は県内各地で「とんど」と呼ばれる行事が目白押し。
しかしながら本年は強風を伴う寒波があり、中止・順延された地域もたくさんあったようです。

御所市戸毛のとんどは特別な形ではありませんが山村の風景にお行われるので気持ちがホッとしますね。

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とんどの火をいただいて自宅のお灯明にしたりご飯の種火にされるようです。

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ときおり通り過ぎるJR和歌山線の各駅停車。

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次のとんどに行くために離れながらの撮影
夕闇が押し迫りながらも空が少し色づいて、本当にいい風景です。

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諸鍬神社のおんだ祭

諸鍬神社のおんだ祭
2017年1月9日撮影

弁之庄・諸鍬神社でおんだ祭を拝見しました。
おんだ祭は五穀豊穣を祈願して、農耕の所作をまねた神事で「豊作を予め祝う」という意味で「予祝行事」とも言われている伝統行事で、奈良県内の各地で行われています。

午後2時からは拝殿内でおんだ祭に先だって「祈年祭」が行われます。(写真はありません)
祈年祭のあと、いよいよ忌竹に囲まれた神殿での田植えの所作が行われます。

まずは「牛役さん」と「田主役さん」の打合せシーン。
聞けば双方、今年が始めてということで緊張されておられました。

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牛が鋤を引き馬鍬で田をならしていきます。

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その後はお決まりの?暴れるシーンですが、始めてで緊張されているのか、元気ないぞーのかけ声も。
でもその分、子供さんたちは喜んでおられたような気がします。

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田んぼが綺麗になったところに松葉を苗に見立てての田植えが行われます。
ここの苗は「松葉」ですね。地域によっては「松葉」や「杉葉」が使われます。

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植え終わったと同時に皆さん争って苗に見立てた松葉をひらっておられます。
特に農家の方が豊作を願っていただかれるようです。

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最後は御供撒き。
拝殿前に作られた特設台に役員さんらが登り、小餅の他、大きな平たいお持ちが投げられ競い合うようにされています。

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本日の成果!小袋2個!ここのお餅は色つきできれいですね。
全部で4色なので4色いただいてまいりました。

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都祁南之庄 国津神社の蛇送り

都祁南之庄 国津神社の蛇送り
2017年1月8日撮影
*今年は雨であったため例年とは少し様子が違います。ご留意ください。

「南之庄 国津神社の蛇送り」は毎年、曜日に関係なく1月8日に行われる行事で、今年はちょうど日曜日にあたり参観できそうだったので車を走らせました。ただし朝から仕事を一つ片付けて行ったので神社の到着が10:30くらいになり、「蛇作り」や「神事」は終わっていました。拝殿にはたまたまなのか、恵方に頭を向けた蛇が置かれていました。
伺うと朝8:00くらいには集まって蛇をお作りになるのだとか。機会があれば是非拝見したいものです。

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社務所で会食を済ませたあと午後からは「蛇送り」となり、本来なら歩いて集落の商家をめぐるそうですが、生憎の雨で蛇は軽トラックで運ばれました。
写真は拝殿から降ろされ、鳥居をくぐって出発されるまで。

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集落の商家をめぐられるのも他の地域とちょっと違いますね。
なぜ商家だけなのか、なぜ一般の家には行かないのか聞き漏らしたので次回には聞いてみようかと思います。

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集落を(軽トラックで)めぐった後、集落の西南に位置する小さな社の横に置かれ、疫病、悪霊などが地域に入らないようにと願ってのことだそうです。

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行事の終わりには「カメラマンさんもおいで」と、暖かいコーヒーを入れていただきました。
南之庄のみなさん、ありがとうございました。

室生下笠間のオコナイ

室生下笠間のオコナイ
2017年1月7日撮影

「オコナイ」というお正月の行事は県内でも幅広く行われているようで、今回は宇陀市室生下笠間の九頭神社の「オコナイ」を拝見しました。
ここ下笠間では「オコナイ」を「行い」と表記されていました。
昔から行われている行事なので何が正解なのか良くわかりませんが、ここではこう表記されます。
また九頭神社でと書きましたが、神仏習合の行事でありながら融通念仏宗の僧侶が導師をお勤めされているので、どちらかと言えば仏教色が強い感じを受けましたし、実際、神社拝殿ではなく、境内で行われていました。

四方に竹をめぐらせ結界をした中に、祭壇が設けられています。

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祭壇に「牛玉 徳ケ峰 宝印」と書かれたお札があります。
聞くと氏子に配布し、苗代の水口に挿して、豊作を祈願されるということでした。

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住職の読経がすすみ四方に矢を放たれます。
*急に始まったので上手く撮れなかったのが残念

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境内には2組の門松があり、珍しいなと思っていたら、以前は鳥居の外側にももう一つあり、全部で3組だったといいます。
1組というか、一対は右側が「男松」、左側が「女松」で、その間に注連縄がかかっています。

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大神神社 繞道祭(にょうどうさい)

大神神社 繞道祭(にょうどうさい)
2017年1月1日撮影

大神神社の繞道祭は午前0時に拝殿奥の禁足地で古式の方法により清浄な火が切り出され、灯篭に移しかえられた後、さらに午前1時に拝殿内から2本の小松明に移され、拝殿前に走り出します。

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そして拝殿前の斎庭で待つ3本の大松明に火が継がれます。

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その後、神職と共に山麓に鎮座する摂末社19社を巡拝します。

今回は松明巡幸には同行せず、桧原神社に向かう炎を井寺池畔から長秒撮影をやってみました。
当日は比較的暖かな撮影日和ではありましたが、午前1時の拝殿前の大松明の点火シーンを撮影した後では設定の時間が少し厳しかったように思います。何回か慣れると良いのでしょうが。

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大松明の巡幸は摂社末社の18社をめぐったあと、参道を戻って来ます。
桧原神社の後、参道に戻り待機しましたが、思うような炎の筋は上手く撮影出来ませんでした。
また来年かな。

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