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大塔 篠原おどり

2019年1月20日撮影 大塔 篠原おどり

大塔は2005年に五條市に編入されましたが、それまでは吉野郡大塔村と呼ばれている南部地域の山村です。
五條市から国道168号線を南下し、大塔道の駅を過ぎると、大塔温泉夢の湯がありますが、そこを左折し、さらに15KMほど進んだところにあり、地元の方には恐縮ですが、秘境といっても差支えない集落です。
そのような集落ですので、住民は全員で10名とのとこ。なのでこの篠原おどりの実施においてはお仕事やその他の理由で篠原から出られた方も保存会に入りこの踊りが継承されているそうです。

今年はあいにくの天候で天満神社で実施されず、同集落のお寺の中で行われました。

あいにくの天候ではありましたが、その分、美しい山村の風景が広がっています。
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篠原おどりは前列の男性の太鼓おどりと、女性の手踊りで構成されています。
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次回は少し勉強してから行かないとだめですね。篠原おどりの特徴が分からないので、ただただ撮ってしまいました。
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御所市 出屋敷のとんど

2019年1月14日撮影 御所市 出屋敷のとんど

前回ブログでも書いたように御所市を中心に行われるとんどは「朝顔型」のものが多い。
こちらの出屋敷も例外ではありません。朝顔型は地面から竹が上に向かって扇状になっていて、吉祥草寺が一番有名。

葛城山に夕日が沈むころ
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こちらの出屋敷では古い形のとんどが残されていて、とんどに使用される火はトウヤ宅に献灯されているものを提灯に移します。(トウヤ様のご厚意により特別に撮影させていただきました。)
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そしてとんど場へ
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こちらでもアキの方角、今年の恵方から点火されました。
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ハイライトのシーンのひとつ
組んだ竹が燃え崩れた時を見計らって、その竹を引き抜きます。
まだまだ火の勢いがあるのでとても熱そうですが、この竹を持ち帰って自宅に置き、一年の無病息災をお祈りするのだそうです。前回の御所市室と同じですね。
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そしてふたつめのハイライトがこちら。
これはとんど全体を固定していた杭を抜くというシーン。
先ほどの竹も熱かったのでしょうが、こちらはもっと熱そうでした。
まだまだ火の勢いが残っていますし、少し足元の火はずらしていますが、杭がしっかり地面に刺さっているのでなかなか抜けないのです。また杭自体が燃えているので、そのままでは持てないので、毛布をかけておいて突進されます。
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御所市室 八幡神社のとんど

2019年1月14日撮影 御所市室 八幡神社のとんど
 「とんど」は小正月の行事。県内各地で多く行われているが、その行事も年々減少しているようだ。今日は葛城山麓の集落を回りながらいくつか撮影させていただいた。
写真は御所市室の「室宮山古墳」の東斜面にある八幡神社の境内で行われたとんど。
とんどの形はアサガオ型と言い、御所を中心とした葛城山麓で良く見られるものです。
点火されるのは恵方からでこれもよく似た風習ですね。
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ご近所の皆さんが見守る中、境内のとんど良く燃えていました。
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とんどの後、火のついたを持ち帰ってお灯明や小豆粥の火種にされ、その竹はそのまま一年間自宅においておくと無病息災をもたらしてくれるのだそうです。
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当麻新在家のとんど焼き

2019年1月13日撮影 当麻新在家のとんど焼き

「とんど焼き」とは小正月(こしょうがつ=1月15日)の行事で、その日を中心に13日から15日にかけて正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、奈良県内だけでなく日本全国に伝わるお正月の火祭り行事だといいますが、都会を中心に行われなくなった土地も多いと聞きます。
今回はミニ花火大会も行われるとの情報をいただき、当麻新在家で行われたとんど焼きを拝見しました。
facebookで速報をアップしましたが、ブログように再調整したものをアップします。
ただし来年もミニ花火が上がるかは不明です。ご留意ください。

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桜井鹿路(ろくろ)の綱掛祭

桜井鹿路(ろくろ)の綱掛祭 2019年1月6日撮影
奈良県内ではお正月を前後して集落の入口に「綱」を掛ける風習があります。
地域によってその名前が変わりますが、「勧請がけ」というのが一般的に多いように思います。
今回は桜井市から吉野に抜ける途中の集落で「鹿路(ろくろ)」での綱掛祭を拝見しました。

藁で編んだ綱や綱につける飾り物が作られています。
綱は5尺2寸の円形にまいて約8廻りといいますから、大体40メートルになるのでしょうか。
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これは「綱足」と呼ばれる飾りのような感じで、女竹を横に組んで、7組作られます。
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本殿前には不思議なお供え物があり「神餞台」という名前が付けれています。*神饌台かも知れません。
藁で作った丸い輪っかの中心に、それまた藁で作ったろうそくを模したような形になっています。
そしてその輪っかの部分に、「みかん」「ダイダイ」「干し柿」「ひし餅」を竹串に指して飾ります。
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他の勧請がけでも良く目にしますが、いよいよの祭典が始まる前に行われる風習で、長く作った綱で人をぐるぐる巻きにします。
こちらの鹿路ではあまりその意味は伝わっていないようですが、たの地域だと年男であったり、嫁さんをもらったり、子どもを授かったりというオメデタの方を祝福する、または一年の無病息災を祈るというように伝わっているので、こちらでも元々はそうなんだろうと推測します。
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さて行事に戻りますが、宮司さんのお払いがあり、また祝詞奏上があります。写真はありませんがこちらでは天保7年(1836)書写の「天一神結鎮祭文」という祝詞でした。
また弓内も行われます。
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いよいよ綱掛に出発。近年は若い人の参加が少なくなり集落したまで軽トラックで運ばれるのだそうですが、今年はNHKさんが取材にいらしていたので、それなら担いで降ろそうということになりラッキーな記録となりました。
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集落下の「寺川」をまたぐように綱が掛けられます。今はバイパスのようなきれいな道が出来ていて川らしくありませんが、この川を伝って入ってくる悪いもの・邪気をこの縄で堰き止めるという役目です。
貼り終わると集落の方が「千秋楽」という名の手拍子で締めくくります。
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