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蛇穴の汁かけ祭り 本番

2013年5月5日撮影

奈良県内には藁で作った蛇(ジャ)を集落内で引き回す行事があります。
田原本町の「鍵の蛇巻き」や「今里の蛇巻き」、橿原では「シャカシャカ祭り」と呼ばれていて、起源などは専門家におまかせするが、子どもが参加していることに共通点があります。

今回は御所市の蛇穴(サラギ)で行われる「汁かけ祭り」を拝見しました。
しかしながら、このお祭りは準備段階から興味深いものがあり、2日間にわたる撮影となりましたので、3部に分けてアップすることにいたします。

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野口神社境内には大きな鍋に入ったワカメの味噌汁が用意され、神饌の重要な一部として拝殿に供されます。

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前日と当日の午前中までかかって、麦ワラで作り上げた長さ13メートルもの蛇に区長さんがお酒を飲ませます。
ちょろっと湿る程度かと思っていたら、なんと1升ビン丸ごと1本でした。

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汁かけの名前の由来でもある「汁かけ」です。
宮司さんが先ほどのワカメの味噌汁に、杉の葉を束ねたものを突っ込んで、天高く勢いをつけて周囲に味噌汁をまき散らします。蛇にかけるのが本来の目的のような気もしますが、もちろんカメラ側にも飛んできます。

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ワカメの味噌汁が地元の方や参拝者に振る舞われます。
その他にもおにぎりなども振る舞われていましたが、料理を準備される裏方の女性たちも大変なようです。

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いよいよ、野口神社から蛇が出発。
集落は神社の右手なのですが、まず蛇の頭を左に向けます。
これは、蛇の頭は絶対に北を向いてはいけないという昔からの言い伝えがあるそうです。
だから、一旦南側に頭を向けた蛇は、バックして集落に向かって行きます。

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行列の先頭は、青年団の団長さん
つづいて、青年団の太鼓が続きます。

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そして、蛇がそのうしろで引かれて来ました。

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先頭の青年団は集落の各家を周り、玄関内で太鼓を打ち鳴らします。
昔は土足で家の中まで入りこんだともおっしゃってました。

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家の前では、蛇を大きく上げ下げされます。
観光案内のパンフレットに良くあるシーンですが、ものすごい軒数があるので大変ですね。

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神社に戻ってきた蛇は拝殿横の「蛇塚」と言うところに納められます。
この塚はその昔井戸があり、蛇を入れたのち、埋めて塚となったとも聞きました。

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本来のお祭りは以上で終わりですが、このあと頭屋渡しが行われます。
頭屋さんは、全12組を2組づつの6班にとし、その班で頭屋さんが決められます。
一年交代で、このお祭りの終了を以て新しい頭屋さんになるそうです。

頭屋渡しに出発する一行は区長さんや宮司さんを先頭に、ご神体である龍を頭の上に掲げた方が続きます。

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新しい頭屋さんのお宅では、床の間に持ち回りの掛け軸の前にご神体が安置され、頭屋渡しの祭典があります。

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最後は区長さんの祝い唄で頭屋渡しが無事に終わりました。

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最後の最後に、神社の境内で「御供撒き」が行われました。高い櫓なので撒く方が写っていませんね。

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《撮影メモ》
2日間にわたる撮影でしたが、祭り本番よりも準備されてシーンが楽しくて、興味深くて・・という感じでした。

おまけ画像は、レンゲの花咲く田んぼからの写真を一枚

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