蛇穴の汁かけ祭り 蛇作り

2013年5月4日~5日撮影

御所市の蛇穴(サラギ)と呼ばれる地区にある野口神社で行われる「汁かけ祭り」に使用される「蛇作り」のみをピックアップしました。

その他のシーンは別ページでご紹介しております。(下記リンクご参照)
・蛇穴の汁かけ祭り ふれ太鼓から頭屋迎え
・蛇穴の汁かけ祭り 本番

蛇作りは野口神社の境内で祭りの前日(4日)から作り始められます。
まず大量のモチ藁が用意され、そのままでは硬いので木槌で柔らかくされます。

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境内中央では、蛇の頭作りが始まりました。
まず、直径で5センチくらい藁を2束取り、根本どうしを2~30センチくらい重ねて、それぞれ逆方向に束ね、しっかりと結わえられます。

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そして、その中央を起点に、藁を三つ編みにされます。
片方が終わるともう片方も同様です。

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これが、この部分の完成品。これを2つ作られます。
蛇のミミになるそうです。

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神社前の道路では、縄をさらに太くする独特の機械で、3本の縄を1本にし、長く太い藁のロープを作ります。
これを皆さんは、「ホネ」と呼んでおられました。

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出来上がった「ミミ(中央で二つ折りにしたもの)」と「ホネ」、と呼ばれるものを重ねて、しっかりとグラつかないように針金でくくり、そしてまたそれを藁で包み込むような感じにし、「ミミ」と呼ばれる部分を左右に出しておきます。

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そして、周りを藁のロープでしっかりと、きっちりと巻いて固めていきます。

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しっかりと縄で巻き、固定された頭の顔面部分をきれいに切りそろえて、竹の節で作った「目」と、真っ赤な紙で作った「舌」を取り付けて、一旦、終了されます。

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これで1日目の部分は完了し、頭屋さん宅に運ばれました。

翌日、つまりお祭り本番の午前中に、昨日作った蛇の頭部分を頭屋さんから引き取る行事の一環として、頭屋迎えが行われます。
写真は頭屋さん宅から、蛇の頭部分を神社に持って帰る一行です。

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持ち帰った蛇の頭は境内に作られた櫓に吊るし、ホネに藁を巻き込みながら、蛇の胴体部分を作られます。

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三つ編みのような巻き方をしながら、藁を追加して、どんどん大きく太くなっていき、少しづつ上に引き上げられながら、どんどん長くなります。

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途中では、「まわせ!まわせ!」の掛け声とともに、若い衆がぐるぐる回転します。

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地元の方に聞いても、その起源やそれをする理由が良くわかりませんでしたが、ぐるぐる回る若者達に、藁がかけられ、水をまかれています。

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これで2日間にわたる蛇作りは終了です。
今年はちょっと長くなって、13メートルだったそうです。

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《撮影メモ》
また境内では、汁かけに使用される「杉の葉を束ねたもの」が作られていました。

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