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畝火山口神社 お峯のでんそそ と、お水取り

2013年7月26日撮影と28日撮影

橿原市の畝傍山の西山麓にある「畝火山口神社」のでんそそ祭を拝見しました。
なのに「お水取り」?

奈良で「お水取り」というと、東大寺二月堂のお水取りが有名ですが、ここの「お水取り」というのは、28日のでんそそ祭に先立って、吉野川に出向いてお水を汲むことからそう呼ばれているようです。

橿原市のHPでは、このお水取りが行事の中心的な行事だとされていて、「明治維新前は、26日の早朝に神官らが12人の供を従え行列を組んで壷坂峠を越え、はるばる大淀町土田の吉野川周辺へ水汲みに出掛けたと伝えられています。」との記載があります。

26日の早朝、吉野郡の土田にある住吉神社で神事が執り行われますが、畝火山口神社の宮司さん以外にこの神事に参加されるのは畝火山口神社の氏子ではなく、当地に住まわれる方々です。

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神事が終わると国道を南側に越えて、さらに近鉄の線路を横切って吉野川の川岸に向かわれます。
吉野川の川岸には、すでに忌竹で結界された場所が設営されていました。

畝火山口神社の宮司さんが、祝詞を奏上し、持参した容器に清らかな吉野川の水を少し汲んだあと、地元の方に残りを汲んでいただかれました。

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撮影は叶いませんでしたが、この水は畝火山口神社の宮司さんが持ち帰り、自宅の床の間に式典まで置かれているそうです。

ここから28日撮影

俗にお峯のでんそそと呼ばれるこのお祭りは夏の大祭でもあり、氏子さんや周辺住民の楽しみなお祭りで、夕方には盆踊りやカラオケ大会、ダンス大会まで開催され大変賑やかなお祭りです。

しかしながら、これからご紹介する午前中の神事は氏子総代や役員だけで行われています。

神事の時間が近づいた頃、宮司さんが26日に汲んだお水を甕に入れ、本殿中央にお供えされます。

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一般的な神事のあと、拝殿で流行歌の歌手や太鼓が奉納されます。

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神事が終わると太鼓が出され、地元の長老達の手によって「でんでんでん、そそ」「でんでんでん そそ」と打ち鳴らされます。

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今年はNHKさんの取材が入ってました。
ご長老のインタビューでは「今年も叩かせていただける。叩けるということは元気一年過ごせたということ。ありがたいことです」とお話されていました。

ちなみに、この長老さんは確かに昨年も中心的に太鼓を叩かれていましたね。
同じように、私にとっても、昨年に続いて撮影させていただける喜びを感じています。

夕刻には巫女さんがお参りの氏子さんが来られるたびに、舞があり、そのあと鈴の音でお清めをされていました。

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《撮影メモ》
吉野川で行われる「お水取り」が大淀町の無形民俗文化財に指定されるようです。
文化財に指定されることによって、伝承が守られるという面や、地元の文化を地元の人が知るという点でも大変大切なことだと思います。
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