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山添村峰寺・六所神社 宵宮の奉殿楽(ほうでんがく)

2013年10月14日撮影

県指定無形民俗文化財のひとつに「東山の神事芸能」があります。
これは一つの地区の行事を指すのではなく、山添村の北野・峰寺・松尾・的野・桐山・室津の6地区の行事の総称であり、よって各地区の行事は基本的に個々別々に定められた日程があり、今回は峰寺・松尾・的野の三大字で行われる宵宮の奉殿楽(ジンパイ)を拝見しました。

的野にある八幡神社では奉殿楽を奉納される一行の準備中とのことで、集会所での練習にも励んでおられました。

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準備が整ったところで出発。
的野の集落内を楽器を鳴らしながらお渡りされます。

DSC_4678.jpg

峰寺・六所神社では他の二地区の役員が、的野の渡り衆を招いて、直会的な酒宴が催されました。

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奈良市の東部山間地域での同様の衣装でもササラや笛、鼓などを使用していますが、その所作は地域によって様々で、ここの奉殿楽の所作もまた独特です。

楽器を鳴らす渡り衆の中央に出て、なにもない場所で、右手の扇を持ち、払うようにしながら、右まわり(時計方向)に三周されます。
つまり、中央から何かを掃きだすように、右まわりで三周されるイメージです。

DSC_4766.jpg

今度は中央に、弓やジャラジャラ(他地区ではササラ)、鼓を置き、同じように右手で扇を持ち、掃うように今度は左まわり(反時計方向)に三周されます。
つまり、中央に何かをかき集めるように、左まわりで三周されるイメージです。

DSC_4783-1.jpg

扇を持ち、掃うような所作は、弓とじゃらじゃら、鼓の3人、それぞれ右に三周、左に三周づつされ、所作は終了です。
本年が的野、来年の26年は松尾、27年は峰寺、という持ち回りだと伺いました。

《撮影メモ》
実は、東山の神事芸能を伝承される地区である松尾という集落の祭事日程は12月7日であると行政機関で確認出来ていましたが、たまたま他の行事撮影のために通りかかった松尾で、12月の時間等を下調べと思い、立ち寄ったところ、奉殿楽の行事は今日だと教えていただきました。

松尾の遠瀛(おおつ)神社の祭典は、12月であることに間違いはありませんでしたが、無形民俗に指定されている奉殿楽は、松尾と、峰寺、的野の三つの集落で持ち回りをしているとのことで、今年は的野がその当番だそうで、しかも今日がその行事の日にあたると言うことで、犬も歩けば棒に当たるのことわざのとおり、偶然のラッキーに喜んでいます。

なお、今回は宵宮の奉殿楽を拝見しましたが、翌日の本宮でも同様の所作が奉納され、「フクノカミ」という所作が加わるそうです。
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