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當麻寺 練供養

2014年5月14日撮影

5月14日は中将姫の命日として葛城市の當麻寺で練供養が行われました。
正式には「聖衆来迎練供養会式」といい、中将姫を極楽浄土に導かれる様子を再現したものと言われています。

中将姫は、奈良時代の右大臣藤原豊成公の娘で、幼くして母を失い、継母に育てられました。
しかし、継母から嫌われ、ついにはひばり山に捨てられてしまいます。
その後、姫の願いにより当麻寺に入り、称讃浄土経の一千巻の写経を達成し、十七歳で中将法如として仏門に入り曼荼羅決意し、百駄の蓮茎を集めて蓮糸を繰り、これを井戸に浸したところ糸は五色に染まりました。
そしてその蓮糸を、一夜にして一丈五尺(約4m四方)もの蓮糸曼荼羅を織り上げました。
姫が二十九歳の春、雲間から一丈の光明とともに、阿弥陀如来を始めとする二十五菩薩が来迎され、姫は、西方極楽浄土へ向かわれたと伝えられています。(寺内の説明版から一部引用)

行事が始まると輿に乗せられた中将姫が娑婆堂に移されます。
輿には幕があり、移されるこの場面では中将姫を拝することは出来ませんでしたが、塔頭の護念院で行事の始まる前であれば拝することができます。昨年は護念院で拝見させていただきましたが、まるで生きておられるかのような美しさです。

DSC_2361.jpg

お稚児さんの行列が続きます。
ご家族の方でもいらっしゃるのかな、笑顔で大きく手を振っていました。

DSC_2378.jpg

二十五菩薩が本堂(曼荼羅堂)を出て、来迎橋を中将姫のいる娑婆堂に向かいます。
*今回の撮影場所だと、付き人が菩薩に扮する方の右側を歩かれるので、まったく見えないですね。

DSC_2390.jpg

最後は観音菩薩と勢至菩薩、地蔵菩薩が最後に現れます。
金蓮台と呼ばれるものを持つのは観音菩薩。
左右に大きく振りながら、一歩づつ進んで行かれます。

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娑婆堂に到着、左右には二十五菩薩が並んでいます。

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娑婆堂に到着した観音菩薩(左)は金蓮台に中将姫を遷し、勢至菩薩(右)は光り輝くその両手で中将姫を優しく撫でます。

DSC_2488.jpg

娑婆堂を極楽に向けて出発
観音菩薩の手には金蓮台に乗せられた中将姫がおられます。
*迎えのシーンの金蓮台と見比べてみてください。

DSC_2506-1.jpg

そして、娑婆堂からまっすぐに伸びる来迎橋を本堂(曼荼羅堂)に向けて進んでいきます。
*夕方のこの時間帯、通常ならば逆光となり光輝く西方浄土に向かいクライマックスですが、本日は少し曇りがちだったので、逆光にはならず、よって通常の撮影としては良かったのかもしれません。

DSC_2544.jpg

観音菩薩、勢至菩薩、地蔵菩薩の後には二十五菩薩が続きます。
*これも通常なら逆光で露出が非常にデリケートな場面です。

DSC_2576.jpg

【撮影メモ】
平日にもかかわらず大勢のご参詣者がおられました。
今回は脚立もなかったので腕を目いっぱい伸ばしての撮影でした。
よってISO800ぐらいで何とかシャッタースピードを確保したいと考えましたが、やっぱり少々のぶれがありますね。
場面によってはSSが1/60くらいまで落ち込むと、菩薩の動きもなかなか止まってくれません。
天候にもよりますが、次回はもう少し高感度で挑戦します。
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