烏川神社・運川寺の弓祝式

2015年1月11日撮影

烏川神社・運川寺の弓祝式は千百年の伝統を守ると言われる行事
いつもは1月9日に実施されますが今年は11日となっていました。

昔、諸国に悪魔、怪物がはびこり疫病が流行して、平和であったこの山里の平常も、次第に不安なものとなった時、東弥惣と言う弓の名人が、悪魔を退治せんと、日頃から信仰する白山大権現の神力にすがり、日夜信心祈願し、弓矢を持って立ち向かい、首尾よくこれを倒したという伝説のある行事で、以後、今日まで連綿と続けられているそうです。

本殿右手の社務所の二階で出発式が行われ、お茶のあと、お神酒がつがれていきます。

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本殿で参拝

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本殿から運川寺に向かう一行

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運川寺で祈祷とともに、東弥惣の追善供養

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同寺にて東弥惣のいわれを拝聴する

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いよいよ弓射ちが始まる。
弓の引き手の三人は毎年新たに選ばれるそうで、引く手にも力が入る。

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的は烏川神社にあり、谷を隔て3~40メートルくらいだろうか。
なかなか当てるのは難しそうです。

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途中、梅の箸を弓の弦をくぐらせる所作があり、当たるまじないだとも言う。

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矢はひとり三本づつ、三回放つ。
途中で、先ほどの所作があり、再度三本づつ、三回放つとあるが、実際はもう少し多かったような気もします。

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弓引きが終わると、的場に移動し、鬼を退治する弓神事が行われ、宮守によって、桑の弓と蓬の矢によって、東西南北と天を打ち、最後に地として、的を射ぬきます。

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もう一人の宮守は白頭巾の出で立ちで、的に書いた鬼と格闘
これが大変面白く、まるでヒーローもののように、最初はちょっと劣性ながら、だんだん力が湧いて出てきます。
最後は打ち取った歓喜の踊りと言われる「千破美」を披露

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最後のとどめ、腰の短剣で鬼に見立てた的を一突きし住職による鬼の供養をして終わりです。

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《撮影メモ》
行事全体としてなかなか見応えのある行事でした。
写真愛好家がもっと押し寄せてもいいような気もしましたが、冬季であって、かつ川上村という距離が敬遠されるのでしょうか。
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