御所・吉祥草寺 茅原のとんど 松明製作

2015年1月11日と14日

御所・吉祥草寺「茅原のとんど」は県指定無形民俗文化財(国・記録選択)であり、その松明の大きさから県内でも知られたとんど(左義長)です。
14日の夜ともなれば、近隣の方はもちろん遠方からも大勢参拝に訪れられますが、今回はその松明が作られていくシーンを撮影させていただきました。

茅原の松明は2日間に分けて、雌雄2基製作されますが、今年は11日にまず茅原地区が担当される「雌松明」を途中まで組み上げ、14日には茅原地区の「雌松明」の仕上げと玉手地区が担当される「雄松明」の製作と、両松明を立ち上げるという順序です。
なお、掲載の写真は雌雄取り混ぜておりますので、ご了承ください。大まかな部分は同じです。

(ここから11日撮影分)

これは外側の部分の製作です。
青竹を放射状に並べ、その上に茅を敷き縄で強く止めていきます。

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芯となる部分は別の場所で作られます。
中に竹芝やコワラ芝と呼ばれる下草笹や雑木材を刈り束ねたものを、広い方の直径が2.1mくらいになるようまとめていきます。そして、そのまわりにコワ材と呼ばれる材木の板切れを立てて、化粧縄をして完成させます。

完成した芝(中心部)をフォークリフトで先ほど作った外側に乗せ、巻いていきます。

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(ここらか14日撮影分)

境内の別の場所で、長さ3mくらいの柴が作られていました。
聞くと、「玉手地区た担当する雄松明のてっぺんに刺す男性のシンボル」だそうです。(本堂に向かって左側の松明)

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外側が付けられると、次は「ハチマキ」を呼ばれる直径30cmくらいのとても太い綱が上部に巻き付けられます。

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長くてしかも太いので巻き付けると言っても、相当な力仕事ですね。

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出来上がった松明は巨大なクレーンに吊り下げられ、松を3本埋められた台に合わせて、竹でバランスや方向を調整しながら立てられました。

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ちょうどその頃本堂内では僧侶の読経につづいて、行者さんが護摩焚きを始められました。

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雌雄のどんどは夕刻に完成し、あとは本番を待つばかり。
夕闇に静かに時を待つとんどが印象的でした。

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