江包・大西のお綱祭り

2015年2月11日撮影

「江包・大西のお綱祭り」は2012年に国の重要無形民俗文化財に指定された桜井市の江包と大西で行われる豊作と子授け祈願の行事です。

雌綱を作る大西は市杵島神社を出発して区内を巡り、途中の田んぼで泥相撲が行われますので、一番カメラマンの多い地点でもあります。(数点アップします)

泥んこになり、グロテスクな動作が激しいほど、その年が豊年だとされているそうです。

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泥相撲が終わると神事の媒介役である喜田家(世襲)を先頭に、神官や役員につづき雌綱を担いで素戔嗚神社に向かいます。

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雄綱を作る江包地区は雌綱が素戔嗚神社に到着するころ、まだまだ泥相撲の真っただ中。
一向に素戔嗚神社に向かう様子はありません。

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その間、媒介役の喜田家の方が古式にのっとり「七度半」の呼び使いが行われます。

「七度半」の呼び使いが終わると、いよいよ雄綱も素戔嗚神社に向かいます。

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素戔嗚神社で雌雄のお綱が合体されました。

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合体のあと、両大字による手打ち式である「入船の式」があり、最後に宮司がお綱の左右に御幣を飾り行事は終了されました。

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《撮影メモ》
雌雄の交わりを思わせる神事は飛鳥坐神社のオンダ祭を思わせ、子孫繁栄や五穀豊穣を意味しているように感じます。
また、しっぽのように長い綱は集落への悪霊などが入らないようにと掛けられる勧請縄のようでもあり、色んな要素が組み込まれたとても特徴的な行事ですね。
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