御所 川合八幡神社のヒキアイモチ

2015年10月11日 撮影

宵宮である11日の夜、川合八幡神社では、葛城から五條方面で見かける「ススキ提灯」をはじめ、「相撲」「ヒキアイモチ」など特徴的な奉納行事が行われます。

ススキ提灯は、十二振提灯とも呼ばれ、こちらの地区では最上段が2個、中段に4個、下段には6個の提灯がつけられていて、中央上部には四角い行燈が付いているのが特徴的です。「水泥」「上奉膳」「下奉膳」「川合」の4地区から奉納されます。

午後8時頃、4地区から伊勢音頭を歌いながら鳥居をくぐって、境内に入るススキ提灯。
以前は、と言ってもかなり以前だそうですが、我地区が一番乗りを競い、喧嘩もあったそうです。

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境内に4地区のススキ提灯が奉納され、本殿ではお祓いが行われているようです。(撮影不可)

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お祓いが終わり神事に移ります。
はじめは「相撲」。と言っても、裸になって取っ組み合いをするのではなく、ふたりが本殿の階段下で四股を踏み、行司の差し上げた扇を合図に、体を正面に向けながら、大きく両手を差し上げる所作を行います。

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相撲が終わるといよいよヒキアイモチ神事です。
まず当屋が神前にお供えしてあった餅入りのコグツと呼ばれるものを、急な階段から転がり落とします。
下には若者が待ち構えていて、すぐにまた、階段の上まで運ばれます。
そしてまた、転がり落とすということを3度繰り返します。

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「大和の年中行事」大和タイムス社刊では、三度目に落とした際、竹で作った松明で、コグツの真ん中に穴を開けるとありましたが、気が付かなかったのか、良くわかりませんでした。

その後、この行事名となるヒキアイモチ、餅が入ったコグツを子供たちが境内を引き回します。
以前は、この引き回している間に若者たちが我先に餅を奪い合ったそうで、このお持ちは妊婦さんが食べると安産するという言い伝えがあるそうです。

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現在では、餅の奪い合いはなく、地元の子供たちに一つづつ、配られています。

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最後には、御供撒きが行われました。

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