平尾水分神社のオンダ(宇陀)

平尾水分神社のオンダ
2017年1月18日撮影

平尾のオンダは、宇陀市の平尾にある水分神社の御田植神事です。
行事としては宮司に続いて大当、小当らが瑞垣内に入り、祝詞奏上や玉串奉奠が行われますが、本殿が少し高い位置にあるので、その所作などは拝見できないですね。(写真もありません)

祭典は本殿前に仮設された舞台に太夫役の大当、小当、ショトメ(初乙女)らが上がります。
ショトメは本来小学生の男子と決められているそうですが、少子化の影響で女子や成人男性が代行されることもあるそうです。

大当が正面の神前に礼拝して「当年のしかんを申せば平成29年・・・・」と言えば、参拝者(氏子ら)が「ここちょうし」と合いの手がはいります。以降、鍬初之事、掛初之事、苗代角内之事、苗代しめる事、水入る事、水戸祭の事、福の種を蒔事、一番干の間に荢つむぐ事、二番干の間に春田打事、三番干の間にくだまき鳥追事、苗取之事、と続いていきます。

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演目が御田植之事になると、舞台の後ろで控えていたショトメさんの出番となり鍬を担いだ太当を先頭に舞台を回ります。

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この御田植之事の終わりには小当さんが特徴的な「若宮さん」を抱いてケンズイ持ちとともに舞台に上がります。
「若宮さん」は能面をつけた体長50センチメートルほどの人形で、若宮さんに括り付けられた紙縒りを、体の不調な部分にこすり付けると快復するという伝承があります。

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祭典はその後、追苗取之事があり終了されました。
参拝者らには甘酒も振舞われ、冷えた体を温めてくれます。
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