柳生の宮座行事 八坂神社

2017年10月9日撮影

柳生八坂神社の秋の例祭は、「柳生の宮座行事」として昭和61年3月に県指定の重要無形文化財となった古い形式を今に残す祭りです。宮座というのは、「地域の鎮守もしくは氏神である神社の祭祀に携わる村落内の特権的な組織及びそれを構成する資格者の集団」のことだそうです。

行事は頭屋さん宅から始まり、家の中で祝詞を奏上し、庭で十二人衆らが、笛や太鼓を鳴らしながらぐるぐると回ります。十二人衆は名前のとおり12人が基本ですが、今年は10人でした。

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今年の頭屋宅から八坂神社までは、およそ1キロメートル。
のどかな風景の中オワタリが行われます。

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八坂神社に到着後、本殿での神事があり、その神事の間に、「スモウ」「ササラ」「ヨーガ」の三つの舞が奉納されます。

まずは「スモウ」。スモウは他の地域もそうであるように、勝敗はありません。
お互い向き合って、ななめに腕をあげ、そしてそのまま取り組みます。

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「ササラ」は短い竹のへらのようなものを沢山つけたもので、振ることで音がなる仕掛けです。
「ササラ」というと富山県での「コキリコ」を連想しますが、似て異なるけど、ルーツには近いものがありそうです。
演者はこの「ササラ」を斜めにして振ってみたり、腕にひっかけて引いてみるなどしながら、音を出されています。

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最後は「ヨーガの舞」。
「ヨーガの舞」とは「影向の舞」であるとされていて、これも中世芸能のひとつだと考えられています。
また、能面は着けておられませんが、その所作は「萬歳楽」と似ているようにも思いました。

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最後は柳生・八坂神社の宮司さん。袴を新しくしたのでちゃんと撮ってやということで一枚。
また近々にお届けさせていただきます。

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