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野依 白山神社のおんだ祭

2012年5月5日撮影

5日、大宇陀町野依の白山神社でおんだ祭が行われました。
このおんだ祭ももともと旧暦の5月5日(新暦では概ね6月)の行事です。
舞の衣装を保管する木箱には、明和5年と記してあるらしく、今から245年前ということになりますが、
その時にその木箱が新調されたものだとすると、歴史はもっと古いとも予想されます。

また、このおんだ祭は牛馬が登場しないということで、民俗的にも大変貴重なもので、奈良県の無形民俗文化財にも
指定されています。

神社の境内横にある集会所のような建物に十数名の神役らが集まり、田植えの様子をユーモラスに演じられます。
写真は、男性が扮する植女(ショトメ)が、菅笠を持ちながらその場で3回ほどまわります。

DSC_7253.jpg

集会所前で植女の舞があり、ちょっと順番の記憶がなくなりましたが、鍬で田を起こす者や、翁の面をかぶって
傘を半分広げては、またすぼめ、また傘を・・・と交互に出す足を変えながら3回所作を繰り返す田主どんと
呼ばれる者などによる所作全体を、広い境内で何度も繰り返しながら、本殿まであがってきます。
写真は何回目かで、上にあがったときの様子です。

DSC_7276.jpg

本殿での所作が終わっても、また境内に戻ってきて同じ所作を繰り返しますが、帰りの違う点は、植女の所作で
悪さをする子供らが出てくることです。

DSC_7344-1.jpg


また、所作の合間に間炊持ちと呼ばれる鳥帽子に姥の面をつけ、間炊桶を背負ったたおばあさんが出てきて、
間炊配りが、しゃもじで椀にめしをついで、神役に食べさせるまねをしますが、椀を差し出された方は、
「わっ!」っと叫びます。満幅の意を表してるとも聞きましたが、なかなか面白い所作でした。

DSC_7358.jpg

かくして、何回か同じ所作を繰り返しながら、集会所まで戻っておんだ祭は無事終了となります。

《撮影メモ》
大宇陀には沢山の白山神社があり、近くにも福西の白山神社がありますので、間違わないように注意が必要です。
また、周辺には駐車場がなく、多くの方は路上駐車されていましたが、無理な場所で駐車すると農作業車の通行
ができなくなるので、それも注意が必要でしょう。
撮影自体は、境内も広く本文でも書いたとおり、何回も同じ所作がありますので、定位置にじっとしないで
あちこち動かれた方が良いように思います。

明治以降に新暦5月5日に行われるようになったことから節句おんだとも呼ばれるそうです。
神社の本殿や末社には、菖蒲やちまきが献撰されていました。

DSC_7227.jpg

また、境内での本番前には集会所内で予行演習がありました。
一年に一回なので、所作を思い出すということもあるでしょうし、初めての役に当たった者にとっては、
年長者から所作の指導を受ける、伝統が守られて、引き継がれていくという重要な部分だと思いました。

DSC_7237.jpg

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