上品寺町のシャカシャカ祭り

2012年6月5日撮影

無形民俗行事を撮影していると困ることがありますが、それは、日程が重なってしまう事です。
今回ご紹介する「上品寺町のシャカシャカ祭り」も、奈良・漢国神社の菖蒲祭と重なって撮影したものの
その後に撮影した「金魚神社の祭祀」を先にアップしてしまいました。
撮影日が前後しますので、ご承知おきください。

橿原市上品寺町は、近鉄八木駅にも程近く新しい住宅街に変貌しつつあります。
新築の住宅やアパートが多い地区であるのに、このような古い習慣や行事が残されているのは嬉しいことですね。

祭りの当日、午後1時頃から古くから住む方を中心に、藁で長さ5~6メートルの蛇(ジャ)を作ります。
昔は7~15歳の子供たちが蛇を作ったとありますが、6月5日という日を優先すると平日になってしまい子供は
学校があるので、大人が作るようになったようです。

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蛇が完成すると今度は、お供えのチマキを2個(1組)作られます。
米粉を水で溶いて団子状にし、大きな笹の葉(ヨシ?)でくるんだあと、紐でしっかり括っていき、2個をつなげた
形にされます。

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完成したチマキを蛇の所にお供えし、子供たちの帰りを待ちます。

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午後4時頃に、祭りに参加する子供たちが集まりました。いよいよ出発です。
先頭は頭屋さんでしょうか、チマキをお盆に乗せて運び、高学年が蛇の先頭を持ち、低学年がそれに続きます。

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練り歩きの途中で、蛇にお水を飲ませる所作があります。

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最後は公園の南側にあるヨノミの木に登るように木に巻き付けて、お祭りは終了です。

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《撮影メモ》
本文にも書きましたが、午前中に奈良市の漢国神社の菖蒲祭が行われます。
概ね、正午に終わりますので、蛇作りの最初からは見ることが出来ませんが、蛇作りの終盤だけで良いと思い
何とか間に合いました。
蛇の練り歩きについて、撮影する方としてはもっと田舎の風景や古い町並みを期待するのですが、まわりは
新興住宅で、背景の面白さは全く期待できません。
蛇に水を飲ますシーンもカメラマンが群がって、なかなかいい位置の確保が難しい状況でした。
多分、みんな超広角レンズで寄りたいのでしょうが、そうなると他人のレンズが入るため自分はもっと前に・・・
という、繰り返しです。

と言いながらも、形ややり方に変化があっても、古い行事がこうやって残されていることは嬉しいことですね。

おまけは、写真を趣味にしない人が見たら、首をかしげたくなるシーンを一枚!
自分もこうしてるんだろうなぁ。

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