吐山 下部神社の風鎮祭(風の祈祷)

2012年8月25日撮影

春のおんだ祭や秋の太鼓踊りで知られる吐山の下部神社で、風鎮祭が行われると聞いて拝見しました。
ただし、特に珍しい所作や踊りがあるわけではありません。
しかしながら、特別な事をしない行事だからといって、歴史も無いのではなくて、何もないけれど
昔からのやり方を伝承されているということの素晴らしさもありますね。

風鎮祭という行事は県内いたるところで行われる暴風雨をさけて豊作になって欲しいという祈願です。

DSC_2439.jpg

地元の役員さんに聞くと、「昔は境内にもう一つ会所があって、そう今の反対側だけど、村中のみんなが
この日、各家の提灯を持って集まったんです。」「そやから、境内いっぱい提灯がぶら下がっていて
そらキレイやったよ」「それで神事が終わると家から持ってきたおかずで一杯やりながら、盆踊りも
しましたなぁ」とのことでした。

DSC_2442.jpg

「今はなかなか難しゅうて、代表の家だけが集まって、こうして宮司さんにお祓いしてもらってる」
「料理も仕出しやけど、みんなでいろんな話が出来るので、この辺だけは昔のままやなぁ」とも。
神事のあとの直会も楽しみの一つですね。

DSC_2449.jpg

《撮影メモ》
本文のとおり、特別な所作も踊りもありませんが、普段から、特別とか勇壮とかを期待して撮影している分、
何かほっとするお祭りでした。
このあと、近くで「陵燈会」があるため少し早めに切り上げましたが、暗くなるころ縁側に出してある
提灯に火が入るそうです。
地元のみなさん、おじゃましました。また、秋にお世話になります。
スポンサーサイト

この記事へのコメント:

管理人のみ通知 :

トラックバック: