波宝神社 岳まつり

2012年9月9日撮影

岳まつりは五條市西吉野町にある波宝神社の秋の大祭で、白銀岳(しろがねだけ)で行われることからその名がついたとされています。
現在の本殿は江戸時代の建立で奈良県指定有形文化財に指定される連棟社殿であり、壁面には波濤の豪華な彩色が施されています。

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祭典は午前10時に女性の宮司さんと地区役員によって斎行されますが、所作について特別なことはないようです。
開催日については元々10月9日に行われておられたようですが、最近は柿の収穫と重なるので1ヶ月早くして、9月の第2日曜と定められたそうです。

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午後からの御渡りについてお話をうかがったところ、波宝神社からの行列とは別に、今回は湯川からの行列がありこの下の鳥居で合流されるということでした。
さらにお話をうかがうと、今年は湯川だけど、昨年は平沼田、その前は百谷や赤松だということで、4つの地域から順番になっているそうです。

それで波宝神社の出発まで時間があったので、湯川の行列を拝見しました。
垣内の役員さんを先頭に、当屋さん、太鼓、御幣を掲げながら波宝神社に向かいます。
(ただし、20分程度歩いて途中は車で移動されるようです)

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1時頃を目安に波宝神社からも、行列が出発します。
こちらの行列はさらにいろんなものを持っておられますが、名前がはっきりしません。
先頭は榊に神さんのお札を下げたもの。
その後は、順不同で鉄の杖、天狗の面、弓と矢、盤のようなもの、のぼり、槍のようなもの・・・そして御幣が続きます。

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鳥居で合流後、宮司さんを先頭に御旅所に向かいます。

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御旅所祭が行われ、神事は終了です。(還幸祭はありません)

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祭典が終了したので、帰り支度をしていると、役員さんからお声掛けいただき、「これから当屋渡しがあるから」とのことで、拝見することにしました。
来年度は赤松地区の方が当屋さんとなられるようで、1月交代や年度交代ではなく、この祭典終了と同時に代わるようです。

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《撮影メモ》
「当屋渡し」のあと、湯川に戻って今度は「当屋受け」があると聞いたのですが、直会兼用のようなので失礼しました。
さて、あまり情報の少ない波宝神社の岳まつりですが、公的機関のHPには「神輿」を担ぐ写真が出ていたり、屋台が沢山出て賑やかだなどと記載されていますが、かなり以前の情報のようで、「神輿」は20年ほど前には担がなくなっていたり、屋台は一軒も出ていません。
このブログをご覧いただいた方だけでもお伝えしておこうと記載しておきます。
なお、神輿は境内の蔵に2台保管されていて、お祭りの日には見て頂けるようにと開けて頂いています。

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