高天彦神社 ススキ提灯奉納

2012年10月4日撮影

ススキ提灯というと、「御所の献灯行事」という名称で奈良県指定無形民俗文化財となった鴨都波神社のススキ提灯が有名ですが、葛城・金剛山麓を中心に御所市から五條市、吉野地方の一部の広い地域で見ることが出来ます。
今回は御所市の高天彦神社の秋祭りに奉納されたススキ提灯を拝見しました。
私の調べたところでは、ここ高天彦神社のススキ提灯が秋祭りとしては一番早いと思います。

本祭の前夜である宵宮の20:00頃、4地域から提灯を奉納するために集まって来られます。

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街灯も無い、暗い夜道を登って行かれますが、神社がかなり高い位置にありますので、遠い地区からは大変なようです。

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高天彦神社をご存じであればですが、あの狭い杉木立の参道を、提灯をななめにしながらお参りされます。
その後、一の鳥居で一度集合され。伊勢音頭が唄われました。

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一の鳥居をくぐって、さらに本殿前の鳥居をくぐります。
境内にも街灯が少ないので、上手く撮影出来ていませんが、雰囲気だけでも。

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本殿前に勢ぞろいしたススキ提灯。
高天地区から「高天彦神社」と書かれた提灯が2本、極楽寺地区から「高天彦神社」と書かれた提灯が2本、西北窪・北窪合同地区から「宮本」と書かれた提灯が2本あり、全部で6本のススキが奉納されました。

ススキ提灯を別名で「十二振提灯」と呼ばれることがありますが、写真のとおり一番下が左右で6個、中央が4個、上段が2個あり、全部で12個あることからそう呼ばれるそうです。

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《撮影メモ》
今年の宵宮は4日の夜でしたが、毎年、変わるそうですので注意が必要です。
また、本文中にも記載しましたが、道路にも境内にも街灯があまりなく、あっても照度が低いのでそのままでは厳しい撮影になります。今回はISO感度を3200まで上げた上で、さらに数点の写真にはアクティブDライティングで暗部をかなり持ち上げております。

おまけ画像は、境内の狛犬にお供えされていたものです。
一辺が12センチくらいの杉板にお餅の小さいものが、9個ならんでいました。

役員さんにお伺いしたところ、これはお祭りの準備で「千本搗き」をやって、その一番最初に出来た餅だということで、本殿の中にある狛犬2体と、外の2体とあわせて4個作られるそうですが、「なぜ9個か?」「なぜ狛犬か?」ということは良く判らないそうで、昔からそうしてきたとのことでした。

お餅の方は、「牛の舌餅」と言われる小判状のお餅を作って、氏子さんに配布されるそうです。

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